夢を喰う男 ダービー3勝を遂げた馬主、ノースヒルズ前田幸治の覚悟

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 108
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344039698

作品紹介・あらすじ

「競馬は9回の落胆と1回の喜び」——ノースヒルズ 前田幸治見果てぬ夢、至高の頂へ。キズナ、ワンアンドオンリー、コントレイル……人馬一体で悠久の未来へと疾走する、感動のノンフィクションノベル!挑戦者の孤独と憂鬱、そして怒り。逆境を越えて、ビジネスでも競馬でも勝つためのアイディアが詰まった一冊。――サイバーエージェント代表取締役 藤田晋正解も方程式もない、競馬の真の面白さがここにある。あのダービーの感動が克明に蘇りました。――JRA騎手 武豊「前田さんは運がいいですな。毎年のようにG1を勝たれるんですから」 「いえ、たまたまですよ」と幸治は謙遜するが、腹の中で思ったことは違う。 ──なにが運がいいだ。俺はこれまで失敗と落胆を繰り返し、めげずにやってきた。この果てしないトライ&エラーの結果を、運の一言で片づけるな。 失敗から学び、辛い時こそチーム全員で手を取り合って前へ進む。諦めずに進化と変革を目指す者だけが、この世界を生き抜くことができるのだ。幸治には、体でそれがわかっていた。

感想・レビュー・書評

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  • 競馬には興味はないけど作者が本城雅人だから読んでみました。
    ただそれだけですね。
    読むだけ無駄でしたね。

  • ノースヒルズ 前田幸治氏のノンフィクションになります。
    企業から馬主、牧場経営の歴史を知ると同時に、ノースヒルズ関連と競馬関係者がどうやってつながっていったかがわかる一冊でした。

  • ノンフィクションなので楽しめなかった。

  • 事実に基づいた小説。

  • 競馬好きの私にとって、このテーマで本城雅人先生の作品であれば面白いに決まっています!
    ノースヒルズ前田オーナーは、裕福な2代目だろうという先入観で読み始めたので、苦労して今の地位に就いたことに心から驚きました。
    競馬小説の最高傑作です!

  • 馬主ノースヒルズの前田幸治の人生と牧場経営の苦労など一代記。本業も競馬も苦労はあっただろうが、そこはさらりとと流し失敗も成功のこやしとして成功に繋がる物語となっている。家族関係も協力者もみんないい関係で出来過ぎ感もあるが魅力的な人物なのだろう。
    競馬ファンならもっと楽しめたと思うので、そこが残念。

  • 裏側が知れてよかった

  • 競馬ファンにはたまらない本。

    一気読み待ったなしでした。

    ノースヒルズと前田幸治さんの約40年の競馬の軌跡が詰まった本。

    ファレノプシス、ヘヴンリーロマンス、キズナ、ワンアンドオンリー、コントレイル。この辺りを知ってる競馬ファンは間違いなく楽しめる本で、あの日の感動が甦ります。

    競走馬がレースに出走するまでにたくさんの関係者努力と苦労があることを思い知らされるました。

    競馬好きでこの本を楽しめるほどに好きで良かったなと思う一冊です。

  • あまりにも前田氏を美化しすぎで、ストーリーに厚みもなく、過度な礼賛三昧。読んでいてげんなりした。

  • 勝つためには相応の努力、これまでの「当たり前」に逆らう勇気が必要だと感じた。

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著者プロフィール

1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、スポーツ紙記者として活躍。2009年『ノーバディノウズ』が松本清張賞候補となりデビュー。2017年『ミッドナイト・ジャーナル』で吉川英治文学新人賞を受賞。2018年『傍流の記者』で直木三十五賞候補。著書に『四十過ぎたら出世が仕事』(祥伝社刊)『友を待つ』(祥伝社文庫)など多数。

「2023年 『あかり野牧場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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