- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344400214
感想・レビュー・書評
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男たちは少女をどこかへ連れて行く途中に後部座席で暴れられ、その拍子でドアが開き少女は落ちた。
落ちた先は崖になっていて、セーラー服のリボンが途中に引っかかっていた。「これを持っていって殺したことにしよう」男は言った。
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雨のように涙が出ます。ガマンしてください。
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歩美ちゃんが潔い。引き際だとか、年不相応なものを持っている。それでも可愛い面があって、赤川次郎の描く女主人公が本当に好みだなぁと思う。強く、たくましく、果敢に戦う。そしてハッピーエンド。読んですがすがしくなれる本。
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赤川次郎は『強いヒロイン』の話が多いですね。<br>
腕っ節じゃなくて、なんというか精神的に。<br>
普通の女の子でも、いざというとき驚くほど強い。<br>
しかし彼女たちの不幸はすべてろくでもない男によってもたらされている気が。<br>
けっこうパターンなんですよね。<br>
身内だったり、恋人だったりするんですが、大抵そう悪い男でもないんだけど気が弱くて誘惑に弱くてずるずる流されて犯罪に巻き込まれたりする(ある意味最低の男だよ……)。<br>
こんなんが身内にいたらそりゃ女は強くならざるをえないというか。<br>
身内ならまだしもこんなんに惚れるなんて……と思うんですがね。<br>
それともこれって男の願望なのかしらん。 -
この話の始まる前のもっと前のことと、もっと後のこともかいてほしいなって思います