アンテナ (幻冬舎文庫 た 12-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402478

感想・レビュー・書評

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  • 不思議系と出会った瞬間

  • 夢や心情が漏れてしまう恐怖。
    心が体にしまわれていることに意味があるよな気がした
    サトラレの逆みたい、それを知れる側の乱れた気流が
    最後のナオミの手紙でうずまいてる

  • あーこわ

  • 大学院生の裕一郎の妹は15年前に忽然と姿を消した。父は7年前に死に、母は新興宗教にのめり込み、弟は発狂した。大学院の友だちの紹介でナオミというSM嬢を知り、ナオミとの関係で封印していた性欲が決壊し、裕一郎は変容していく。<br>
    相手の波長を感知し感情を読みとる事ができるのがアンテナを持つ人間。<br>
    『コンセント』もそうだけど、作品の中でオカルト的要素を持った存在として登場する者は全て本物の力を持っている。<br>
    良い作品を読むと感じるゾクッとする感覚をこの本でも味わえた。<br>
    『暗黒の診療室』っていうのは『闇の医療相談室』が元ネタか。<br>
    「ああみっともない。情けないわね。哲学ですって、ん、オナニーばっかりしてる変態男が哲学ですって。情けない。肛門を舐められて勃起するような変態が、哲学だって」<br>
    「この妄想はお前のもので、お前が自分で閉じた世界だ」

  • SM好きにはたまらんww

  • さいしょのほうですね!!!
    セックスが多い、とにかく。

  • 本読んでぶるっときたのは、これが初めて。現実と本の世界の境目がわからなくなってきて混乱した。

  • コンセントに続く長編小説。

  • 狂気と正常の違いはナンでしょう?狂気とは人には見えない何かが見えて皆に理解できない発言をしたら狂気?そっち側の人間は圧倒的に少ないのでこっち側の共同体との共存は難しく生きずらいだろうな〜。それにしても面白い。

  • 狂気と正気のはざま。
    田口ランディが書くから許される。
    電波系3部作の2弾目らしいんだけど、コンセントとアンテナしか読んでないわ…。
    あたまのなかがぐるぐるして、読後感はあまりよくないので、気持ち悪くなりやすい人にはお勧めできなさそう。

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著者プロフィール

作家。

「2015年 『講座スピリチュアル学 第4巻 スピリチュアリティと環境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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