月の裏側 (幻冬舎文庫 お 7-7)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 5000
感想 : 486
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  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402621

感想・レビュー・書評

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  • 全然面白くなかった。
    趣味じゃないんだな。
    恩田陸って読みやすいからついつい図書館にあると借りてしまう…

  • とんでもなく恐ろしい事でも、受け入れてしまえば、もうどうってこともないわけで。疑問に思えば気になって仕方なく。

  • いつも導入部はすごいワクワクするけど後半が尻つぼみ

  • 少し前に読んだ「昨日の・・・」と同じようなテイスト。水路のある街と堀のある街。どちらも水が大きく関係していて、うっすら怖い。幻冬舎から出ているものは、この手の話が多いかな?面白いけど読み応えには欠ける。

  • あらすじをほぼ読まず読み、どういう方向へ行くのだと不安になりながら読み進み、あぁ、こういった小説は初めてだなと思った。ホラーやオカルト映画はたくさん観るが、小説は初めて。
    じんわり、じわじわが続き、映画では描かれない、恐怖の中で冗談言ったり、緊張感が途切れてなんかどうでもよくなる感覚などが描かれている。いつのまにか盗まれているという感覚も怖い。ただ、原因がわかってからは失速。というより僕の興味が失われてしまった。
    文章表現が魅力的で、じめじめとした雰囲気作りやニュアンスに膝を打つ。しかし丁寧すぎて不気味さがいまいち伝わってこない。例えば夢野久作のような不安定感が文章にあると、本当に怖くなるのではないか。まぁそんなん恩田さんに求めてないんなけど。

  • ぞくぞくして好き

  • 0921

  • 月の裏側からの侵略。
    日常に隣合う人達が、もしかしたら人ではなくなっているのかもしれないことに気づく恐怖。
    反射的行動が一致してしまった人々を目の当たりにしたときの寒気は衝撃的でした。
    SFと現実のバランス感が地に足ついていてのめり込めます。お気に入りの作品。

  • 文章が好み

    良かった
    人がタタミイワシになっているところが特に

    静かに怪奇が侵食してくる話そして何事も無くすべてが怪奇に覆われる

  • リアルタイムで梅雨時に読むのは怖かった('_')数年ぶりの再読だったけど、細かいことは覚えてなかった。いくつか疑問が残ってるけど、今度読むときは天気のいい季節にしよう笑

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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