地球平面委員会 (幻冬舎文庫 う 5-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 206
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402799

感想・レビュー・書評

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  • 変てこな出だしなので、こりゃ面白そうだと思ったのだが、なんじゃこりゃあ、つまらん最後だよなあ。がっくり。

  • 絶対に忘れられないタイプの本。
    まぁ一発ネタと言っちゃえばそれまでだが、謎があまりにも強烈。長さもコンパクトで、その謎に引き込まれたまま最後まで一気に読み切れる。
    「地球が平面であると信じている」理由なんて全く分からないし想像もつかない。
    倉庫を燃やしたり、街の一部分を凍らせたりというのが伏線になっているわけだが、この真相は見抜けるわけがない。
    奇想を本にしてしまった怪作。
    浦賀和宏がますます好きになる。

  • 残念ながらこの作品は合わなかったようてす。地球平面委員会の正体というか…この時代に地球平面論って、ゲームっぽい感じはしていたものの、どうしてそれが悪の組織に繋がるのか全くわからなかったんですが…読み終わっても腑に落ちない。
    でもサスペンス性はあったし、気になって読み進める勢いはあったので、その辺は面白かったと言えると思います。

  • メタモルフォーゼの女で触れられていたので。
    まあ作中の作家が書いた云々の話だけでしかなかったけど。

    感想としてはなんだコレとしか。
    これから他作品と繋がるならまだ許せるけど、どうなんでしょうね。

    2023/3/30読了。

  • 怪しげなチラシが空から降ってきた大学生の春。屋上から下界を見下ろす彼女に僕は惹かれていた。
    放火、窃盗、殺人、襲ってくる非日常にチラつく地球平面委員会の存在。彼らにとって僕は一体何者?

    奇才・浦賀さんから飛び出した超次元ミステリ。1行で片付くネタを丁寧に200頁に引き伸ばしてみせた。決して最後から読むなよ!

  • 地球平面委員会
    220813読了。
    今年16冊目今月1冊目。
    #読了
    #地球平面委員会
    #浦賀和宏

    このネタで一冊本を書く、という発想も狂ってるし、出てくる人間も狂ってる。
    褒めてます。

    コンパクトでリーダビリティもある。
    ミスリードも伏線も効果的。
    インパクトと話の深さはやや難だけど。

    エラリィクイーンがいたからこそ書けた物語。
    浦賀さん面白い。

  • 一気に読了できるくらい読みやすい書きぶり。
    展開が気になって先を読みたくなるが、ラストは肩透かし感がある。

  • ワンアイデアものだが、伏線をしっかり張ってうまく驚かせている。

  • 2016年1月4日読了。
    2016年8冊目。

  • 浦賀和宏の、比較的初期のノンシリーズ作品。
    「彼女の~」シリーズを契機として読んだが、初期作品はメフィストテイストというか、独特の雰囲気が全面に押し出されている感が強く、ちょっとついていけなかった。
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著者プロフィール

1978年、神奈川県生まれ。1998年、『記憶の果て』で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。『時の鳥籠』『頭蓋骨の中の楽園』など、著書多数。2020年、急逝。

「2020年 『こわれもの 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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