ろくでなし 下 幻冬舎文庫 し 13-4

著者 :
  • 幻冬舎
3.24
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本棚登録 : 214
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402867

作品紹介・あらすじ

黒鷲??不良債務者を地の果てまでも追いつめる黒木を誰もがそう呼んだが、彼の眼前で婚約者が凌辱され、凋落した。二年後、レイプ犯の写真を偶然目にし、再び黒鷲となって復讐を誓う!

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだ本の中で1番、不快な描写のオンパレードでした。
    あらゆる描写が気持ち悪い。

    ただ、事件の真相が気になって読み進めると、あの人もこの人もみんな怪しく思えてきて、そしてその推理の斜め上を行く結末が待っていました。
    組み立てはすごくいいです。

    タイトル通り、登場人物のほぼ全員が最低で、誰のことも好きになれない作品でした。
    ここまでのものを書くってどんな思考回路の持ち主なんだろうかと感心すらします。

    あらすじを書くと不快な気持ちが蘇ってくるので書かないし、誰にもオススメしたくありません。

    2020年46冊目。

  • 結末は大したことなかった。
    もっともっとろくでなしの行動、心情が読みたかった。
    もっと非情に、もっと下劣に、もっと汚く、読みたいよ。

  • 従業員が実は・・・という展開に既視感が・・・
    しかしその後もどんでん返しが続くが、やり過ぎと思う。

  • 真実を知って黒木と一緒に絶句した。ジェットコースター並みにドキドキさせられた。
    マゾヒストやシャブ中にオススメな鬱な話。
    ふ、ふ、ふわぁ〜っ!!www

  • 騙されまくりましたね!思ったより面白かったです。

  • さほどろくでなしでもなかった。。。

  • ブルース

  • 上巻よりも展開がアップテンポで読み応えあり。
    ラストは強引なまとめな気がするが、上巻よりも下巻の方が好き。

  • 最初から最後まで新堂節全開。アウトローとろくでなし満載で、ラストは予想外で衝撃的。面白かった。

    とはいえ伏線の張り方が突然で、特に速水と千秋はキャラ付がままならないまま強制的に役割を演じさせられていた気がする。不幸話はもうちょっと端折って構わないので、その分丁寧に登場人物を描いて欲しかったかな。

  • 下巻は、上巻以上にアップテンポで展開する。一気に読んでしまった。
    主人公・黒木の世界がどんどん崩されていく。
    仲間の裏切り。ろくでなしの裏切り。
    仲間が裏切る度に、真実が明らかになり、その度に黒木の世界が崩れていく。
    二転、三転するストーリーと最後のどんでん返し。
    面白かった。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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