えびす聖子 (幻冬舎文庫 た 1-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 85
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404090

感想・レビュー・書評

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  • 因幡の白兎の物語に独自の解釈を加えてアレンジした作品。
    神話という形で語り継がれている出来事が、実はこんなに人間味溢れるストーリーだったかもしれないと想像しながら読むのが楽しいです。

  • 古事記をベースにした、SFチックな冒険譚。読み易いが、ストーリーは奥行きと言うか、深みに欠ける。

  • 久しぶりに高橋作品を読みました。
    東北地方を題材にする事が多い筆者にしては珍しい、出雲地方を中心に扱っています。
    読み始めて直ぐに日本神話だとわかるが、アレンジがイイ。
    面白いです。

  • 高橋克彦版古事記
    サクサク読めました。

  • 古代出雲を舞台にした高橋版古事記です。サクサク読み易い文章ですが、仲間愛や心に沁みる台詞など 「だから高橋作品て好きだなあ」と思わせる場面が随所に散らばっていて大満足。文庫版の後書きは女優の田中麗奈さんでした。 (この本の大ファンだそうです)

  • 09/3/8天牛@220
    読了
    いつものパターンの展開
    もうあきた

  • 新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/8/18読了。高橋氏得意の歴史伝奇ロマン。古事記の世界が舞台の冒険譚。いつもながら格好良い主人公(シコウ)とそれをとりまく脇役たち。前半は血湧き肉踊る感じであったが、後半はちょっと尻すぼみ。途中までヒロインであったタカヒメの最後の取り扱いには疑問。

  • 高橋版古事記。
    因幡に現れた鬼退治へ向かったシコオを待ち受けるのは・・!
    高橋先生が歴史ものを書くと、これが真実なんじゃないかと思いたくなります。

  • 高橋版古事記。SFっぽいところがあるけれど、とりあえず読んでみるべし。ある意味こっちのほうが納得できるかもしれないw
    最後に出てくる名前があの神様。(国の名前でもう分かると思いますが)

  • 「鬼退治」に出掛けたシコオが、「空飛ぶ船」からの導きにより、仲間と一緒に試練を乗り越え、因幡の国の王になるまでのお話。まだ続きがあるはず。序盤って感じ。
    “出雲神話を大胆に解釈した高橋版『古事記』”らしい。古事記を詳しく理解してないもので、単なる冒険モノとして読んだ。軽く読める本。

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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