作家小説 (幻冬舎文庫 あ 23-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344405455

感想・レビュー・書評

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  • <a href="http://ryouchi.seesaa.net/article/2412748.html" target="_blank">りょーちの感想はここをクリックしてみてね</a>

  • ベストセラーを生む作家の秘密は……。書かないでくれと言われた話を他人に話した後、行方不明になった男は……。ミステリよりミステリアスな「作家」という職業を描く、有栖川裏ミステリ集。

  • タイトル通り、作家が出てきて色々な目に合う短編小説集。まあ冗談小説の範疇だけど、ミザリーがそうであるように、ホラーにもなるし、作家という仕事は頭の中で物語を生む作業が中心になるせいで、一種の幻想小説みたいな感じにもなる。中では、コメディホラーとして上出来な「殺しにくるもの」や「書かないでくれます?」、間抜けネタの「締切二日前」「作家漫才」が好き。最後の「夢物語」は日本人作家とは思えないくらい成功した奇妙な味の短編。有栖川有栖って、「ジュリエットの悲鳴」とか、氷村シリーズの短いものとか、短編が上手くて面白いと思うんだけど。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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