なめないでね、わたしのこと (幻冬舎文庫 う 1-8)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344409620

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  • 2004/6/25初版
    TVで見るイメージから、敬遠していたが、何気なく手に取った「すぐ死ぬんだから」が圧倒的に面白かった。2週間以上前にFBのグループに投稿し、いまだにイイネを更新中。同じ作品でも読む時期が変われば、響いてくるものも違う。自分が変わってきているってことだけれど。
    年齢をかさねてこそ外見を磨くのが大事、棺桶に入るまでの期間をただ息をするだけではつまらないという鼻息にいたく共感。

  • 【なめないよ、だって塩っ辛そうだもの】

    時々、こういう人が居る。なんか怒ってるのが普通で、それが当たり前で、それが芸で、それが認められてて、それが売りの人。そしてこういう人は大概憎まれてるようで、愛されている。そして愛されている事を知っている。ずるいようで、うらやましいようで、僕には到底まねできない。なめないでねなんていじらしさなんて皆無。パワフルすぎて、面白いけど疲れてしまった。

  • 相撲とプロレスが好きな人。私は林真理子さんのほうが好き。

  • 興味のない内容はさっと流し読み、もしくは飛ばしてしまったが、
    いくつか同意できる部分があった。
    それは、日本人の会見能力の低さについて、多すぎる情報について、インターネット依存の恐怖についてである。
    私は何か意見を求められた時、とっさに考えがまとまらないことがよくある。だから言葉がでない。これでは世界に通用しないし、私自身、改めていきたいことだ。
    インターネットが使われるようになって、便利になったが、必要ない情報も増えすぎている。限られた人生の時間、著者の指摘するよう、情報を選びとっていかなければいけないと痛感した。また、インターネットで分かった気になってしまうということにならないよう、体験することの重要性をつねに思っておかなければいけないと感じた。

  • 表紙とタイトルが気に入って購入。まさかエッセイとは知らず…。作者の考え方とか見方が自分にとっては新しくて、おもしろかったです。

  • エネルギッシュで、強い人だなぁという印象。大相撲のことも最近のことと照らし合わせてみると、相撲界がどうしてこうなったかとか、内館さんの発言意図なんかも繋がって見える本。

  • エッセイブームになってるときに。
    よくテレビで見る人のエッセイを読むと
    感じ方も違うものね。

  • 内館さん脚本のドラマが好きで、エッセイにも手を出してみますた。

    パワフルな人だ。
    精力的な女性には、憧れますね。

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著者プロフィール

1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業。1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本に「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)、「塀の中の中学校」(2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞)、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞)など多数。1995年には日本作詩大賞(唄:小林旭/腕に虹だけ)に入賞するなど幅広く活躍し、著書に映画化された小説『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』『老害の人』、エッセイ『別れてよかった』など多数がある。元横綱審議委員で、2003年に大相撲研究のため東北大学大学院入学、2006年修了。その後も研究を続けている。2019年、旭日双光章受章。

「2023年 『今度生まれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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