緋色のメス 上 (幻冬舎文庫 お 25-7)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 197
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411029

感想・レビュー・書評

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  • 昔の不倫相手の医者に乳癌の手術を頼む現役の看護婦が主人公。

    実はその子供を生み、もちろん夫には隠して育てているが、何故その医者なのか勘繰られ事実が暴かれるが、その頃には癌が身体のあちこちに転移し、家族は追及したりはしない。

    平成6年から連載された物を出版とあるが、時期を遡ったものではなく、主婦が携帯を普通に持っているらしく書いてあるので、現代劇と思う。

    その割に主人公達の持つ感情が時代にあっていなく感じた。

    その感情がいちいち括弧書きになっているのが、妙に読み難かった

  • 感想は下巻で

  • ただ、ただ不倫を楽しませてもらって、かっこいい世界に酔わせてもらいました。それがこの本の価値です。

  • いまいち

  • これは医療の物語というより不倫物?
    乳がんになった看護師の志津はかつて愛し合った外科医の佐倉に執刀を依頼。

  • 登場人物の言動に最後まで疑問符が付きまとう珍しい作品。

  • 乳房再建については興味深いですが、あとはつまらないというか、くだらないです。
    ヒロインの志がの20年も前に不倫していた医師に未練がましく言いよったり、当時人妻でありながら不倫相手の子供を意図的に身ごもったりと、とても共感できません。彼女のセリフにいらいらしました。

  • 時代設定がやや昔なので、全てが今と同じというわけではないだろうが、根本的な医療は何十年も前から同じなんだろうなと思わせる。

  • 孤高のメスを期待して読むとちょっと裏切られるかも。医療小説というよりは、いわゆる医師と前の病院で働いていた看護師の恋愛小説。

  • /?day=20090413

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著者プロフィール

医師・作家。一九四三年愛知県生まれ。 京都大学医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み、「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設。手術の公開など、先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。医学学術書の他、小説やエッセイなど、著書多数。

「2020年 『緋色のメス 完結篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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