代筆屋 (幻冬舎文庫 つ 1-7)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 861
感想 : 104
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344411128

感想・レビュー・書評

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  • 買って数年、読んでいなかった。
    正直、読まずにブックオフかな…と思ってたほど。でも、ちゃんと読んでよかった。
    オムニバスなので読みやすいし題材が身近なため、参考になる•ﻌ•

  • 久々に辻仁成の小説を読んだが、非常によかった。
    やはりこの人の本はおもしろい。
    設定もおもしろいが、文章力に思わず舌をまいてしまうところがたくさんでした。
    表現が素敵。
    <メモ>
    ・小話ながら、病院の絵は創造力をかきたてる抽象画がのぞましいというくだりがおもしろかった
    ・落ち込むということは落ち込んでいる時点で次への再生が始まっている。終わりはおわりでありながら、同時にはじまりでもある。

  • 手紙の代筆屋の話

    メールが主流になった今となっては、手紙はやはり重みが違うでしょうねぇ

    後日談を描かない話が多かったのがよかった
    余韻の残し方が秀逸
    どうせなら全部そんなスタイルにすればよかったと思う

    作者のあとがきもお話をして面白い

  • 読みやすくて、一気に読めました。

  • メールの時代。

    手紙を書かなくなったし
    もらうこともなくなった。

    だからこそ
    大切な想いが伝わるのかもしれない。

  • ほのぼの、ヒューマン(^o^)

  • 手紙だからこそもらった時の独特のワクワク感、うれしさがある
    手紙を出せば返事も楽しみになる

    時間があるときはなるべく手紙を相手に送りたい

  • 他人の状況や心理を精確に推し量って、なおかつその人になりきって一番ピッタリな文章を書くというのはなかなか出来ることではないと思います。手紙という媒体について考えさせられます。

  • 辻さんらしくない作品だなと思った。
    もちろんこれに悪い意味などを含めてはいないんだけど、私はこういう作品を辻さんに求めているんじゃないんだ!
    といいたい。
    勝手なのは重々承知。

  • あらためて手紙の素晴らしさに心を打たれました。
    フィクションなのかノンフィクションなのか気になりましたが
    どちらであっても素晴らしい作品。
    特に第十章『雪のかまくら』はやば過ぎる。。。
    まずは今夏の暑中見舞いより一言メッセージを添える
    ことからはじめます。

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著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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