- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344411753
感想・レビュー・書評
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(上)に続いて(下)です。
国家に頼らないで自由に生きていく事を小説内で勧めていますが難しいですよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初は、くどくど説明が長いな、、と思って読み始めましたが、、
いつの間にかストーリーに引き込まれました。
永遠の旅行者と呼ばれる国籍を持たない人達。
税金を払わずにすんでいる彼らの生き方に憧れのようなものをかんじてしまうが、現実的には難しいよね。
美少女まゆを狙うのは一体誰か、母親を殺した真犯人は誰か、最後まで騙されて読んでいました。
あとがきにもありますが、サスペンス的な要素の中に、戦時中、ロシアで強制労働を強いられた人々の苦悩が描かれているのも、より引き込まれる要素だと思います。
日本も相当ひどいことされてるのに、なぜ、日本の従軍慰安婦問題だけ取り沙汰されているのか、不思議でなりません。 -
ハワイ、NY、香港等々、自分も一緒に旅をしている感じがしました。旅なれた大人の本ですな。
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今回はお金メインの話ではなかったですね。永遠の旅行者の意義やメリットの話でもない。でもすごくいい本だったよ。後味悲しいけどね。
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もう少し意外な結末が欲しかった気もします
まぁ、楽しめたのでよしとしましょう。 -
上巻に記載
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ストーリー性のある税金について書かれた内容。結局相続税払わなくて済む事に。著者の専門的知識に脱帽だ。最後はサスペンス小説を読んでいるような心地だった。あの経済小説を書かれる黒木さんと書き方が異なる。楽しめた。
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舞台がハワイ→日本→NYへと移って行く。
後半のNYあたりは完全に引き込まれた。信託を勉強したいと思えたし、なによりストーリーがおもしろかった。
ただ、最後があまり好きじゃなかった。そこまで完璧だったのに、、
あと、随所で村上春樹っぽさを感じた。