欲望解剖 (幻冬舎文庫)

制作 : 電通ニューロマーケティング研究会 
  • 幻冬舎 (2009年8月1日発売)
3.12
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  • 本棚登録 :70
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413504

欲望解剖 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 先日行ったデザインの解剖展?で購入。
    脳科学とマーケティングが協力関係になると、私たちはますます購買意欲をかられてしまうんだろうな…笑、と思いました。広告関係の方や商品開発の方、実際の仕事におとしこむまでは進んではいないものの、とても可能性を秘めたあたりだと思うのでぜひ。とおすすめしておきます。

  • 脳科学とマーケティングそれぞれの観点から欲望がどこから生じるか考える。

    異なる観点からだけど、結構繋がっているところがあって面白い

  • 欲望の本質を理解するには、「人生どうなるかわからない」という不確実性に正面から向き合う必要がある。なぜ人は嫉妬するのか。
    なぜ女性は勝負服にこだわるのか。なぜ宝くじを買ってしまうのか。なぜ退屈するのか。
    「不確実性」をキーワードに気鋭の脳科学者が、「デマンド=需要」をキーワードに新進のマーケターが、人間の根源に迫る画期的試み。

    人が何かを欲するっていうのは、どんな時代にもあるわけで、
    それを刺激するまでしか外側からは出来ない。
    しかし頭の中の作りは面白い。

    欲するのが先か欠乏するのが先か。
    今の物に溢れ恵まれた時代、何でどうありたいかを表現して刺激していく事がこれから先のマーケティングの在り方なのかもしれない。
    もう少し深く書かれていたら良かった。
    もっと詳しく読んでみたい。

  • 教675 モ

  • 脳科学、それはある意味それは人間の「トリセツ」だという。
    「欲望」についても同様。

    そのほとんどが脳の中で生み出されていて、先天的なものよりも環境や育ち方により大きな影響を受けているということだ。

    この欲望の「トリセツ」を理解することで各人の人生をよりよくすることができるヒントになる。

    この本、3部構成になっています。
    茂木健一郎氏の脳内科学者としての「欲しい」という
    田中洋氏のマーケッターとしての視点
    そして、2人の対談
    薄い本ですがかなり面白かったです。

    人間が欲望を感じるとき、(今分かっているのは)大脳皮質の下からドーパミンが投射され、A10神経が活性化される。それにより快感を感じる。その神経細胞の活動による学習による神経回路の強化こそがアディクション(≒中毒)のメカニズムだということです。

    「遺伝子が思考や行動を左右する確率は50%くらい。」

    だからこ今の社会を読み解き、脳の多様性に対応していく必要がある。その解明のプロセスの一つがマーケティングだ。

    消費者の欲望は
    事前に自覚される欲望
    学習して初めて分かる欲望(アディクションによる欲望)
    希望・価値・期待のような欲望へと

    だから、現代の消費活動は
    「記憶消費」が「記号消費」を経て「クオリア消費」へ向かっている。

    そして、マーケティングは
    「トランザクション(取引)」から「エクスチェンジ(交換)」へ、それが「リレーション(関係)」へ
    これからは「レリヴァンス(≒有意味性、自分自身との関連性)」を意識したものになっていく。

    インターネット≒可能無限
    不確実性がより顕著に意識されるようになっている今、脳科学とマーケティングのコラボレーションによる人の「欲しい」の研究にはまだまだ先がありそうです。

    これからを見据えていくためのヒントの一つになる一冊です。

  • ウェブ2.0に習っての「マスマーケティング2.0」が印象的だった。従来のマスマーケティングがブロードキャスト・システムによって人と欲しいものをなんとか結びつけてきたが、今後はネットワークによって結びつけていけるようになる。そして、そこに必要なのは「文脈つげされた偶然の発見」つまりニーズに応えるだけでなく、潜在的なニーズに応えるサービスとそれを提供する戦略的な手法が必要になるということ。
    また欲求を分けるなら、ニーズ・ウォンツ・デマンドの3つ。今の仕事におけるならいかに旅行というものをウォンツにするか、そして旅行をウォンツとして感じてくれた人に、旅行商品をデマンドとして提供していくかになる。

  • 偶有性が脳を喜ばす。
    マーケティング2・0の受け取る側は欲しいものを求めながらも偶然発見したものに喜びを感じる。発信側は意図的に仕掛けている。世の中そのようになっていると考えると面白い‼

  • コカコーラにしてもマックにしても最初は決してブランドとして成立していたものとはいえなかった。それがだんだんと脳の中で整理され、マックならマックにコーラならコーラというある非常にはっきりした姿をとり始めたときに、その部ランディングは成功したとみなされる。
    新しい商品を考え出さないといけないときにゼロから何かを思いつくということはありません。ベースには必ず体験が存在していなければならないからです。

  • 人間の欲望を脳科学とマーケティングの視点から考える本。売れる商品の生み出し方など興味深いです。

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