伯爵のハートを盗むには (ラベンダーブックス L 10-3)

著者 : カーラ・エリオット 五十嵐とも子

• 幻冬舎 (2011年7月26日発売)

感想・レビュー・書評

[kina-koiさんの感想 · 2011年9月28日]

とっても強がりでけなげな面のあるヒロイン。海賊としての経験もあってアクションもナイフも得意、植物学者としても優秀。シリーズ３作中ではベストヒロイン。ヒーローは諜報員としては優秀だけど、子供の時に兄を自分のせいで死なせてしまった後悔にいまだにどっぷりなイタリア男。ヒロインの祖父とシャーロットのロマンスもあってシリーズに手落ち無し。メイドのアリスにもロマンスを見つけて欲しかったなあ。

[Renさんの感想 · 2011年8月12日]

〈罪深き集いシリーズ　３〉罪深き集いの会員で公爵の孫ヒロイン。伯爵ヒーロー。英国貴族の母とアメリカ海賊の父を持ち世界中を旅してきたヒロイン。自分の過去を知るヒーローに近寄らないと決めるも二人は互いに惹かれあう。罪深きメンバーの年配者にも素敵な恋が準備されているのがいいよねぇ。伯爵家での田舎屋敷でのパーティでの二組のロマンスの裏側では　平和会議に出席するヨーロッパ各国の外交管も招かれなにやら後ろ暗い計画が進行中。殺人の疑惑をかけられたヒロインだが　海賊の娘は貴族の息子よりも勇気と度胸がありそうだな。船の揺れも気球の揺れも彼女にとっては居心地よいそうだ（笑　

著者プロフィール

【著者略歴】
Cara Elliott
カーラ・エリオット
5歳のときに最初の本を作る。イェール大学でグラフィックデザインの学士号と修士号を取得し、ブックデザインを学ぶ。趣味は旅行。特にお気に入りの場所はロンドンで、博物館、骨董市、古書店にインスピレーションを得て執筆している。

「2022年 『完璧な伯爵の完璧な花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」