隅田川のエジソン (幻冬舎文庫 さ 33-1)

著者 : 坂口恭平

• 幻冬舎 (2012年3月7日発売)

感想・レビュー・書評

[cantersさんの感想 · 2019年5月12日]

隅田川のホームレスのお話

ホームレスになっても逞しく生きていく主人公、そしてその仲間達のお話です。

[かいこさんの感想 · 2012年4月4日]

かつて話題となった路上生活者の「０円ハウス」（リトルモア）を小説化したような感じでした。

映画化されるようなので細部の構造がどのように表現されているのか楽しみです。

「僕はこの先が分からない世界の中で生きていることになぜか希望を感じているのだ。」

著者プロフィール

1978年、熊本県生まれ。料理家、作家、建築家、音楽家、画家。2001年、
早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年、路上生活者の住居を収めた写真
集『0円ハウス』を刊行。2008年、それを元にした『TOKYO 0円ハウス 0円生
活』で文筆家デビュー。2014年『徘徊タクシー』で三島由紀夫賞候補、『幻
年時代』で第35回熊日出版文化賞、2016年『家族の哲学』で第57回熊日文学
賞を受賞。著書に『cook』『自分の薬をつくる』『お金の学校』『ゼロから
始める都市型狩猟採集生活』『現実宿り』『よみぐすり』など。

「2022年 『中学生のためのテストの段取り講座』 で使われていた紹介文から引用しています。」