新・四字熟語 (幻冬舎よしもと文庫)

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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423008

感想・レビュー・書評

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  • 基本的にはニヤニヤ笑いながらゆるく読める感じだけど、時々ハッとさせられるようなものも出てきてそこもまた面白い 私は「恋文炎上」と「他人伴走」が特に好き 田中象雨氏の書もそれぞれの熟語にぴたりと嵌っていてパラパラと本を捲って眺めているだけでも楽しい

  • 又吉直樹(ピース)が独自の四文字熟語をつくり、独特のプチ解説をしています。各・四文字熟語は書家がタイトル文字を書いています。
    _/_/
    例)【絶望茫々】〜果てしなく終わりが無い絶望のこと。

  • 単行本のときは『鈴虫炒飯』というタイトルでした。分かりやすさはともかく、そっちのほうが断然いいなあ。
    「白服伽哩」で「餃子礼讃」な世の中を諦めず、「世界重奏」の精神で「心中真珠」を信じ、「月光心猿」の瞬間を待ちたい。

  • 又吉天才

  • 納得新四字熟語(笑)

  • これぞまさに無意味な読書!

    又吉が自作した四字熟語とその解説という、これらの四字熟語を覚えたとしても世の中には通用しない。

    特に記憶に残った四字熟語は曖昧連鎖。
    ステーキレストランに行ったときに、ミディアムレアでっていうのが恥ずかしくて「少し柔らかめで」と注文したら、店員が厨房で「少し柔らかめでだってよwミディアムレアって言えよw」というのが聞こえ、自分の曖昧な考えが、曖昧な言葉を発し、曖昧に伝わった。
    これが曖昧連鎖ということらしい。

    誰にでもありそうなことを四字熟語にしてひたすら又吉が解説していく、そして更に意味がわからないのが、なぜかその四字熟語がすべて書道で書かれていて、とにかくよくわからない本だが面白かった。

  • この本は絶命読書とまではいかないが、重傷読書だった。

  • なんか、面白く、感じました

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著者プロフィール

又吉直樹(またよし・なおき)
1980年、大阪府寝屋川市生まれ。2003年より、お笑いコンビ「ピース」として活躍。2015年『火花』で第153回芥川賞受賞。代表作に『東京百景』『劇場』『人間』など。

「2021年 『林静一コレクション 又吉直樹と読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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