- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344423589
作品紹介・あらすじ
上州の水呑百姓の家に生まれた藤吉は、下男奉公先で米作りや馬の世話、雑用など何でもこなす毎日を送っていた。そんな彼には、いつか農民の身分から脱し、侍になるという大それた夢があった。生まれ持った運と知恵を味方に、藤吉は立派な武士へと出世できるのか!?身分の壁にぶつかりながらも、孤軍奮闘する若者の成長を描いた、痛快時代小説。
感想・レビュー・書評
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この作家の作品を読んで、意外と江戸時代も身分を変わることができたのだなと知りました。
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そんなにトントン拍子で進むのは、小説だからだなと感じざるを得ませんでした。
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文盲の水呑百姓からトントンと出世していく藤吉。
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非常に読みやすい時代小説。農民である主人公が立派な武士に成り上がることを夢見て、奮闘する王道なストーリー。続編も出ているようなので、是非読んでみたい。
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2016.1.25
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立身出世を夢見る若者が成長して行く物語で、とても読みやすく、続編が楽しみです。
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2015年6月刊。文庫書下ろし。シリーズ1作め。百姓が武士を目指すお話。3話の連作短編で、800石の旗本の中間、若党、中小姓と進んで行く様子が、3つの事件を通じて描かれる。わくわくする展開で、楽しく、面白い。次作が楽しみです。
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