料理狂 (幻冬舎文庫)

著者 : 木村俊介

• 幻冬舎 (2017年4月11日発売)

感想・レビュー・書評

[niwakenさんの感想 · 2024年5月4日]

今では重鎮となっている各店の料理人へのインタビューを纏めた本。著者の引き出し方が凄い。
各人の料理・仕事に対する姿勢は、読んでいて背筋が伸びる。美味しいものを出すには労力が必要だし、心が料理にとことん向いてないと駄目なんだなぁ。
料理好きに限らず「職人」的な仕事への姿勢を学べる良書。

[tmk527さんの感想 · 2018年10月4日]

有名シェフのその仕事に就くまで〜取材当時までのインタビュー集。
読みながら辞めてしまったシェフがいまどこにいるのか、なにをされてるのか、そのお店はどういうふうだったのか、気になるとスマホで検索しながら読んでしまい、具体的な料理はほとんど出てこないのに、読み終わるころには収録されているお店でコース料理を食べて「これがあの…！」と答え合わせがしたくなる、というある意味危険な一冊でした。

[teruyaさんの感想 · 2018年3月12日]

お金を稼ぐことだけが仕事ではない。
まっすぐで美しい料理人たちへのインタビューを通し、働くことの意味を考えさせられる

著者プロフィール

木村 俊介（きむら・しゅんすけ）：インタビュアー。1977年生まれ。著書に『インタビュー』『善き書店員』『漫画編集者』などがある。

「2024年 『デザインの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」