- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344426443
感想・レビュー・書評
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あとがきは、本文を読んでから読みましたが、ばななさんが意図された通りゆっくり読んでいて、日常の慌ただしさからこの本を読んでいる間はゆったりした時間を感じることが出来ていつまでも読み続けられる感じでした。
図書館で借りたけれど、手元に持っておきたい本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々によしもとばななさんの本。
弱っている心に浸みてくる・・・
自分の心と体に良く耳を傾けて生きる。
それが大事と思う。
バリで生まれ育って、早くに両親を事故で亡くした さやか。
ずっと友人だった悟に、癌で余命幾ばくも無くないけど、自分の子どもを産んで欲しいと頼まれ、みちるを授かる。
悟の両親とみちるとの日々に、自分の居場所をみつけていくさやか。
生きてきた姿勢が、いろんな今を引き寄せる・・・そんな感じかな。
バリに行ってみたい。 -
自分がああだこうだと思うことなんてたいしたことない。喪失と生死と、それを包み込むもっと大きな力。優しい言葉で時間と思いが紡がれていて、それでいて力強い小説。
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バリに来てみると、日本で考えていたいろんなことがみんなどうでもよく思えてくる。小さくて、取るに足りないことに。そのくらい、まるで川がごうごうと流れるみたいななにか大きなものがこの島では流れている。
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まさに。バリでも読もう。
#よしもとばなな #サーカスナイト #大切な1冊 -
2回くらい読んだ。
出てくる人たちが好き。
バロン、触りたい。
読んでいて、さわれたような気持ちになれるから不思議。 -
買ってからしばらく読めていなかったのですが
いま読み終えて、土曜日にあったあれこれがリセットされた感じがします。
いま読めてよかったです。