M 愛すべき人がいて (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 110
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344429819

作品紹介・あらすじ

博多から上京した寂しがり屋の少女・あゆを
変えたのは、あるプロデューサーとの出会い
だった。彼への溢れる思いを作詞でしか伝え
る手段がなかったあゆ。やがて気持ちを確認
し合い、愛し合うようになった二人は、〝浜
崎あゆみ〟を瞬く間にスターダムに伸し上げ
る。しかし、それは別れの始まりでもあった。
歌姫誕生に秘められた、出会いと別れの物語。

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んでから、あゆの曲を聞くと泣ける。

  • 浜崎あゆみは、ファンという訳ではないけれど、
    世代なので、もちろん曲も知っているし、
    偉大なアーティストだと思う。

    単行本が出たときも話題になって、
    周りにも買っている人が結構いた。

    興味はあったのでドラマを見始めて、
    キャストも良くて楽しんで3話まで観た。

    そしたら本屋で文庫を見つけて、
    思わず買ってしまってすぐに読んだ。

    ドラマも本もそうだけど、
    主人公がビジョンに真っ直ぐ突き進む姿は、
    みていて気持ちが良い。

    どこからフィクションで
    どこからノンフィクションなのかは分からないけど、
    背景を知って歌を聴くと、
    また違った曲に思えるから不思議である。

    ドラマは4話以降、
    いつ放送されるか分からないけど、
    本には描写されてない世界も
    ドラマでは表現されているので、
    続きも楽しんで観たいと思う。

    以上

  • あゆ世代なので曲が全て懐かしく、あの時代を思いだしながら読みました。暴露本と言われたりいろんな評価があると思いますが、私は一人の女の子のぶれない強い思いを感じ、たった一人の人のためにこんなに一途に頑張れるなんて…と驚くと同時に少しうらやましかったです。実際にこの本を読み、彼女の曲を聞くと、恥ずかしいくらいに彼への気持ちで溢れていて、まっすぐな思いを歌った曲だからこそたくさんの人たちの心をわしづかみにしたんだなと感じました。

  • 東2法経図・6F指定:913.6A/Ko61e/Ishii

  • ミーハー心を抑えきれずに手にとってしまった。A song for xx、Depend on you、TO BE、appears、Boys & Girls、vogue、M…あたりは、耳にも馴染みがあって、その背景がこういった感じだったのかなと想像しつつ、あくまで事実にもとづいたフィクションとあるけれども。"音楽と歌と光と人と、それが混ぜ合わさると、人間はこんな気持ちになるんだな"(p.33)というのには共感。

  • 昨年8月の発売当初に話題になった一冊
    歌手浜崎あゆみとエイベックスの創設者松浦勝人を主軸とした真実に基づくフィクションという何とも曖昧なつかみどころのない作品
    フィクションのストーリーとしては30年前のアイドルサクセスストーリードラマのようなチープな内容だと感じる
    ノンフィクションとして見るなら、そんな話しは結構ありがちで出尽くしてるんじゃない?と思う
    話題作りという面ではある程度は成功したと思うが、お騒がせネタの宝庫の浜崎あゆみというブランドで見ると大したインパクトのある作品ではない
    むしろドラマになって、松浦の秘書の田中みな実の怪演の方がインパクト大であった

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00604698

    【スタッフコメント】
    1990年代から2000年代にかけ、多くの人々を魅了した歌手「あゆ」。彼女の曲は、何か心に響くものがありました。そんなあゆの心の内や、曲にまつわる経緯などがストーリーになっている、事実に基づいた小説です。

  • 改めて昔のアユの歌を聴くと切ないですね。
    世代が上なのでアユにハマらなかったけど素晴らしいアーティストですね。
    素敵な女性なのに恋の成熟は難しいんですね。
    アユの幸せを心から願います。

  • 人を魅了するコンテンツを制作するには、恋愛という基盤がやはり有効なのだろうか。おばあちゃん思いの彼女のことを知り、心優しいからこその歌詞なのではと理解した。

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著者プロフィール

一九六二年横浜市生まれ。広告代理店
勤務などを経て八九年より執筆を開始。
主題は多岐にわたり、人物ルポルタージュ、
ノンフィクション、インタビューなどの作品を発表。
著書に『YOSHIKI /佳樹』『全身女優 私たちの森光子』
『五郎丸日記』『それってキセキ GReeeeNの物語』
『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』
などがある。

「2020年 『M 愛すべき人がいて 愛すべき人がいて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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