メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 226
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344430181

作品紹介・あらすじ

日本最大のメガバンクTEFG銀行で働く総務部の二瓶正平。弱小銀行出身の彼は、同僚から「絶滅危惧種」と揶揄され、肩身の狭い日々を送っていた。ある日、国債が暴落。頭取と金融庁とのある密約により、銀行は破綻の危機に。「うちが破綻するはずがない」と行員の誰もが慢心する中、二瓶は、伝説の相場師・桂光義と生き残りをかけて立ち上がる。

感想・レビュー・書評

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  • 吸収合併を繰り返しメガバンクとなった銀行を巻き込みそれぞれの「欲」が招く行動が悲劇を招く物語。主人公の2人、ヘイジの機転と行動力、そして優しい性格が中心となって解決に導いて行くところが面白い。そして、桂専務の腹の括り方、現代社会ではなかなか見られないし、今までの人付き合いにより助けてくれるのが、その人の生き方を表している。相場師の洞察力と思い切りは楽しかった。
    佐川瑤子の身の引き方も見事!。環のママも好き。

  • 良かった。

  • ●リアル感があって勉強になる。

  • 登場人物がウソっぽい。

  • 読みやすかったが、
    ストーリーに面白みがなかったかなぁ。
    また登場人物の心情表現が、
    個人毎にあり深みがなかった印象。

    途中恋愛小説?ものやっけと思った。

  • 読みやすくてあっという間に終わってしまいました。
    銀行業のリアリティさと、ダイナミックなストーリー展開の調和で惹きつけられました。


  • 時々出てくる専門用語は正直意味がわからないところもあったが、ストーリーとしてテンポも良く面白かった。
    特に後半は、怒涛の展開で一気に読み上げてしまった。

  • ドラマよりこっちの方が良えねえ。
    この作家、追っかけして見よっと。

  • 本の帯の通り『いやぁ、面白かった。』

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著者プロフィール

一九五九年、大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなど国内外の金融機関でファンド・マネージャーとして活躍する。著書に「銭の戦争」シリーズ、『ダブルエージェント 明智光秀』『ディープフィクサー 千利休』『能楽師の娘』『黄金の稲とヘッジファンド』などがある。

「2021年 『メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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