メガバンク絶体絶命 総務部長・二瓶正平 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 184
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344430198

作品紹介・あらすじ

破綻の危機を乗り越え、総務部長に昇進した二瓶正平を新たな難題が襲う。副頭取の不倫スキャンダル、金融庁からの圧力、中国ファンドによる敵対的買収……。真面目なだけが取り柄の男は、人々の私利私欲に翻弄されながらも、銀行、仲間、そして家族を守ることができるのか。金融業界を舞台にした痛快エンターテインメント小説、シリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • そんな闇があるのですか。

  • 総務部長となったヘイジは、副頭取のスキャンダル対応に追われる。それは永くためた恨みから来るもの。そして解決に導く協力者はかつての敵。ヘイジの不思議な魅力で仲間になり様々なトラブルを乗り越えて行く。

  • 金融系の本を何冊か読んだが本当の事は
    隠蔽されてわからないのだろうか。
    偉い人ほど、権力で何とかしてしまう。

  • ストーリーには考えさせられるが、登場人物に共感できない。

  • 一章の続編。物語も壮大になり、真の黒幕が頭角を現し始め、魅了される作品でした。

  • 『メガバンク 二瓶正平』シリーズ4作中2作目読了。このシリーズ楽しめます‼

  • シリーズ二弾。仕組まれた副頭取のスキャンダル、地銀を統合するSRBプランを隠れ蓑にした金融庁の企みとTEFG銀行らによる地銀TOBに巻き込まれた総務部長二瓶の苦悩が描かれる。頭取を引退後、相場師として生き生きと活躍する桂が清々しい。ありえない展開だが最後は大団円ですっきり。

  • 最終章を早速買いに行こう。
    半沢直樹と課長島耕作かな…笑

  • テンポの良さと、伏線を丁寧に回収していくところが絶妙❗️

  • この小説は実際にディーリングルームで仕事をした人間でないと書けない、と思わせる詳細な記述、そして次から次へ起こる危機を、頭取を退いた相場師、桂がすんでのところで乗り切っていくスリル。そのテンポの速さに一気に読み切ってしまった。伏線の張り方とその回収も小気味良く、楽しく読ませて貰った。

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著者プロフィール

一九五九年、大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなど国内外の金融機関でファンド・マネージャーとして活躍する。著書に「銭の戦争」シリーズ、『ダブルエージェント 明智光秀』『ディープフィクサー 千利休』『能楽師の娘』『黄金の稲とヘッジファンド』などがある。

「2021年 『メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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