もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓 (幻冬舎文庫 い 72-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344432598

作品紹介・あらすじ

アフロえみ子が、冷蔵庫なし・カセットコンロ1台で作るのは「一汁一菜」のワンパターンご飯。調理時間は10分、一食200円。旬の野菜さえあればアレンジは無限で、全く飽きない。それに何より最高にうまい!「今日のご飯何にしよう」の悩みから解放され、「自分が本当に食べたいものを食べる自由」を取り戻して幸せになる、驚きの食生活を大公開。

感想・レビュー・書評

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  • まさに目から鱗
    冷蔵庫のない生活なんて、どうなの?と最初は信じられないと思ったけど、読み進めるうちに関心と尊敬、最後は感動していました

    私は料理苦手。下手ではないけど、毎日の献立、時間、考えると憂鬱になることも、、、。
    キャラ弁は頼まれてもお断りし笑、無理をしない家庭料理人でした。

    なぜなら、母を見ていたから。
    母は料理上手で、なんでも極めていくタイプ
    家族の食べたいものを個別で出してきたり、お店よりも美味しいのではと思う料理を作る人で

    尊敬してるし、今でも美味しく頂いてるけど私には無理ーと思っていました

    板垣さんの本はそんな私に間違ってないよ!と励ましてくれた気がしました

    干し野菜やってみよう!
    板垣さんが楽しんで自分の生き方を選んでるところ、すごく素敵だと思いました!

  • 料理本がいらないというのは、冷蔵庫にあるものでサッと作れる様にするとか、基本の調味料を使って目分量で作れる様にするとか、そういう内容の話かなと思ってた。
    けど、違った!

    そもそも著者の家には冷蔵庫がない。
    言わばミニマニストのお話だった。

    いつの時代や、というちょっと極端な所もあったけど、目から鱗が落ちた感覚。
    今って贅沢に溢れ過ぎてるよな〜。
    もっとシンプルでも、十分美味しく、お金もかからず楽しく生きれるんだなと思った。

    旅行に行っても、なぜか定番の朝ごはんが1番美味しかったりする、にめっちゃ共感。
    だって普段そんな食べないのに、ご飯おかわりしたりするもんな〜。
    結局のところ、ご飯、味噌汁、漬物の三点セットがあれば、それだけで美味しく食べれるんだな。

    ただ著者の様に生きれるかというと、それは家族がいると難しいというのもあるし、やっぱり時にはお肉食べた〜い、ラーメン食べた〜いって私はなっちゃうな〜。
    でも、贅沢な今を見直すきっかけにはなった。
    シンプルイズベスト!

    ぬか漬けと干し野菜はやってみよ!
    面白かった〜◎


    • 1Q84O1さん
      私はなすびのぬか漬け!
      これさえあればおかず無くてもいいです〜w
      私はなすびのぬか漬け!
      これさえあればおかず無くてもいいです〜w
      2024/04/06
    • mihiroさん
      おぉ〜なすなんですね!!
      うんうん、なすもいいですね〜♪
      あ〜食べたくなってきた〜〜
      頭の中が漬物でいっぱいだ〜(´﹃`)笑
      おぉ〜なすなんですね!!
      うんうん、なすもいいですね〜♪
      あ〜食べたくなってきた〜〜
      頭の中が漬物でいっぱいだ〜(´﹃`)笑
      2024/04/07
    • どんぐりさん
      この方テレビで見たことあります!
      (たぶんこの人)

      私もラーメン食べたいし
      アイスないと生活に困ります
      この方テレビで見たことあります!
      (たぶんこの人)

      私もラーメン食べたいし
      アイスないと生活に困ります
      2024/04/08
  • 有元葉子さんの「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」を読んで以来、なるべくレシピなしでストレスなく料理してきたけれど、また違った意味でさらに上をいくレベル。最近は「ごはん、お味噌汁、お漬物」ってやっぱり最高だなーと思う。食事後は体がキレイになったような感覚があるし、実際お腹の調子も良き!料理って、自由だ!

  • 美味しい味噌汁が何より嬉しいというのは分かります。 地味な家庭料理、上等です。稲垣さんのように冷蔵庫のない生活は無理だしすべてを真似することはできないけど、仕事のある日はシンプルな食事にして休日は少し頑張って料理するようにメリハリつけたいですよね。家族がいるといろいろ理解も必要だと思いますけど。

  • 稲垣さんのぬか漬け愛と干し野菜を使ったレシビに脱帽しました。

    令和時代の身の丈にあった生活、稲垣さんなら出来るけど、私はむりかも?

  • 一人暮らしならなぁ
    できるかもなぁ
    できたら楽だろうなぁ
    高校生男子3人いる我が家では無理

  • 玄米とちょっとしたおかずがあれば十分
    ぬか漬けチャレンジしてみたいけど、夫が漬物食べない人なので今のところ保留

  • 干し野菜も、味噌も作っているし、昔はぬか漬けもやっていたし、共感するところが多かった。
    夜ご飯はどうしても3品はおかずを作らないと、とか毎日同じおかずはよくない、とか考えてしまい、何を作るかを考えるのが憂鬱になってしまう。
    著者のような食卓は理想的だなあと思った。ただし、家族の了承を得られれば…。
    作中にある写真は、とても手抜きとかズボラとは思えないオシャレなご飯だった。

  • メシ・汁・漬物をやってみたくなる本。
    この本で稲垣えみ子さんを知ったんじゃなかったかな。

    最初読んだ時にモロ影響を受けてぬか漬けをやってみたけど、味に馴染みがなくていつの間にか終了してた。けど、またやってみようかな。

    料理は日々の行為。なので毎食何を食べようか迷うのは大分エネルギーロスなんですよ。
    メシ・汁・漬物がうまいことハマったら相当楽になるんだろうな。
    そこまではいかないけど、調味料は私もほぼ塩味メインで使ってる。知り合いからアスリートだの精進料理だの言われるくらい、素材も調理法も味付けもシンプル。
    夏なんかは野菜そのまま食べるしね。
    それでもたまに思い出したかのようにちょっと手の込んだものも作りたくなるから、まだまだシンプルにできるんだと発見。
    鍋も本当は減らしたい。

    「毎日がフェスティバルならそれはもはや単なる落ち着かない日常」
    ほんとにそう。リア充キラキラなイメージが強いカフェで働いていた時、確かに楽しかったけど盛り盛りですごく疲れた。
    毎日やることって地味で代わり映えない方がいいんだと身に染みたから、この言葉には激しく頷きたい。

  • シンプルなごはん、それが最高!!同感です。
    よくぞ本にしてくれました。。なんだかスカッとしています。

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著者プロフィール

一九六五年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社で大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員を務め、二〇一六年に五〇歳で退社。以来、都内で夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしのフリーランス生活を送る。『魂の退社』『もうレシピ本はいらない』(第五回料理レシピ本大賞料理部門エッセイ賞受賞)、『一人飲みで生きていく』『老後とピアノ』など著書多数。


「2023年 『家事か地獄か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

稲垣えみ子の作品

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