- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344433656
感想・レビュー・書評
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いままで切ない恋愛模様が印象的だったけど、
今回の最新作はそれだけじゃなく、なんだか物語の幅が広がってきている…!!と感じました。
いままでのどの作品も、出てくる食べ物や料理が本当に美味しそうだったから、今回の本は待ちに待った題材!と思ってました。
幻冬舎から出る加藤さんの本は、短歌にとても短いお話をつけたものが多いなという発見。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カフェで読むのにちょうど良いわと読み始めて数分後、しまった!と思った。
誰が『アンキモ』というお話で泣きそうになると想像できただろうか。
大事な人との時間を、過不足なく綺麗に切り取って提示された感じがした。
それはきっと語り手にとって愛おしい瞬間でもあるのだろうなあと。
美味しくて切ないショートショートが30篇も読めるなんて、ある意味贅沢では。 -
食を中心とした日常のワンシーンを切り取ったような話なので、1話自体はサクッと読める。
それぞれの生活にせつなさがそっと寄り添っている作品集。 -
人生の岐路や日常の何気ないシーンを描いた短編と短歌。
その場所には何かしら食べ物が一緒だった。 -
すきな作家さんということで購入。
すきなところは、いももち・フィナンシェ・ハンバーガー・塩抜きポテトフライ。
その人にとって、忘れられない食べ物ってあるとおもう。そんなショートストーリーがおもしろかった。 -
ショートショート集で、さくっと読める。
内容はどれもあっさりとしていて似たものが多い印象。唐揚げの話は印象に残ったかな。 -
家を出るお父さんが教えてくれたアンキモの味。
仕事を辞めて久しぶりに作るキュウリのサラダ。
人生の忘れられない場面には、必ず食べものの
記憶があった…。食にまつわる30のショート
ストーリーに短歌を添える。