- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344825444
作品紹介・あらすじ
子供のころから、自分よりも背が高く一つ年上の花家和哉を守りたいと思いつつ、そっけない態度をとってきた坂本瑛二。高校生となった瑛二は和哉への苛立ちが実はときめきゆえだったことに気付く。一方、和哉は嫌われていると自嘲しながらも瑛二のことがずっと好きで…。デビュー作「楽園の雫」を改題、商業誌未発表作2編を収録し文庫化。
感想・レビュー・書評
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幼馴染みの両片想い。瑛二のことを好きだとずっと前から自覚している和哉と、最近自分の気持ちに気がついた瑛二。幼馴染みという関係で、相手が大事だからこそ、中々一歩進むことが出来なかったんだろうな。と思う。自分の気持ちをうちに閉じ込めてしまう和哉のことをちゃんと理解している瑛二には、ずっと一緒にいて貰いたい。和哉にとって本当に必要な存在だと思うから。
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イラストが美しかった!デビュー作なんだね~。エッチも濃すぎず好きです。それにしてもおおきい二人だなぁ。
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色々好き設定は詰まってるのに、いまいちピンと来ず萌えなかった。
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幼なじみ。
クォーターで周囲から苛められて、泣き虫だった和哉。しかし瑛二の「もう泣くな」の言葉以来、すっかり涙を見せなくなった。高校に入り、すっかり一緒にいる時間の減った二人。それは瑛二が避けているせいでもあった。和哉といると自分の気持ちを隠せなくなってしまう・・・。
しかし、あるきっかけでまた二人で過ごすことが増え、和哉に問題が降りかかったのを知っては瑛二は放っておくことができなくて・・・。
まぁ、青春!って感じで青くて痛い話だったりするわけですが、内容がどうというよりかなり初期の作品ということで文章の構成とかにのめりこませる要素が薄いかな?と感じます。今のぐいぐい来る読ませる小説ではないけど、感情を丁寧に書き綴ってるところは今のスタイルにも通じているとは思います。
ただやっぱり内容と同じく文章力も青いのは否めませんかね。 -
青い!(笑)
ある意味よくある話。話自体はそんなに好きな部類ではない。崎谷さんの書き方は好き。 -
崎谷せんせいのデビュー作というだけでなんだかほんわかいい気持ちというか、現在崎谷先生読めますOK週間(たまにダメな週間もあるw)の今読むと、ああ、ここからすでに、崎谷先生は崎谷先生だった、という感想。でも、たまにだめになる週間でも、この話は読めます。特に突出したところがないけど、ないゆえに、高校生のピュアな恋が読めるという感じです。
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キュンです。初々しい!