オオカミの言い分 (リンクスロマンス)

  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 95
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344830899

作品紹介・あらすじ

弁護士事務所で居候弁護士をしている、単純で明るい性格の高岸。隣の事務所のイケメン弁護士・末國からなにかと構われ、ちょっかいをかけられていたが、ニブちんの高岸は末國から送られる秋波に全く気づかずにいた。そんなある日、同期から末國がゲイだという噂を聞かされた高岸は、ニブいながらも末國のことを意識するようになる。しかし、警戒しているにもかかわらず、酔った勢いでお持ち帰りされてしまい-。

感想・レビュー・書評

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  • 自信満々でマイペースな末國に振り回されているように見える高岸。明らかに気に入られてちょっかいをかけられているのに、全く気がつかない高岸はある意味すごい。そんな感じだから、末國も構いたくなるのかもしれないけど。
    こんなに鈍い高峰が、自分の気持ちに気がつくにはどれくらいかかるんだろう?とかなり焦れったく思いながら読んでいた。末國はもしかすると、その状況をも楽しんでたかも。2人でワイワイ言いながら、ご飯を食べているのは見ていて楽しくなった。

  • カップリングは末國有智34歳(隣の事務所のイケメン弁護士)×高岸恒28歳(居候弁護士)です。

    同じ事務所ではく、お隣の事務所のテレビにも出てる有能なイケメン弁護士の末國がなぜか、やたらと高岸に構ってきます。
    高岸は末國のことを腹黒いと思っているのに、狙われてるのに気づかないんですよね~。「一緒に事務所やろうよ」と毎回誘われてるのに。高岸が鈍感な割に強気で末國との言葉のラリーが楽しいです。
    末國が大人で策士なので、外堀を埋めていく感じがたまりません!!
    高岸がいいなと思っている末國の事務所の巨乳さんを餌に飲み会に誘われたり、二人だけでクリスマスディナーを約束させたり、長期戦で落とそうとする末國の大人な余裕が好きでした。
    酔っ払った高岸をお持ち帰りして、ちょっと手を出す(未遂)のですが、なんかエロかったです。ここでも大人の余裕が!
    エロは少なめな分、お互い気持ちが近づいてる感じをじっくりと読めるので良かったです、でももうちょっとエロが多くても良かったよ!

    末國には同期で検事の佐々木という友人がいるんですが、結局佐々木に対して末國の気持ちがちょっとわからない。ん? 結局過去に好きだったの? それともなんかいいな程度なのかな? 溺愛好きとしては友達としか思ってないくらいが良かったんですが・・・・そこがちょっと気になりますね。
    番外編でも出張ってきてたのでね(笑)
    ただ佐々木の「一緒に事務所をやろうというのはプロポーズと一緒」という言葉で高岸が末國のことを意識したり、末國は佐々木が好きなんじゃないかと邪推したりするので、物語には必要なキャラですね。

    受け視点攻め視点と交互に変わっていくので攻めの気持ち・・・というか企み(笑)も分かって読みやすいです。
    なにより攻めの末國のキャラが好きでした! 
    末國は爽やかイケメンで腹黒いけど、やんちゃ感もあって、余裕があるけど焦れてついつい手を出したりするけど無理やりではない。理想の攻めでした(*^^*)
    挿絵もストーリーとキャラに合っててよかったです。

    軽く読めますが、充実感があります。あんまりエロが多いのが苦手~な方にも。

  • 弁護士同士、末國✕高岸。ラブコメで楽しくさくさく読めました。好きな子をかまって楽しんでるオオカミの末國もいいですし、高峰は単純で明るくとってもニブちん♪ そして酔うと可愛くなるのも良かった。末國の友人で検事の佐々木もいいキャラでしたねぇ。高峰さんの描かれる佐々木が麗しかった! ぜひ後書きにあるような彼のお話も読んでみたいです。

  • デキル弁護士×新米弁護士
    新米弁護士の高岸は小さな弁護士事務所で堅実な仕事を日々がんばっていた。同じ事務所には年上の先生方しかいなかったが、近所の大手弁護士事務所のTVにも出演するヤリ手弁護士の末國がなにかと構ってきていた。
    ランチ時にも居場所を突き止められ、なにかと飲みに誘われ。ポンポンと言いたいことを言う末國だったが、なにかと高岸の世話を焼いてくれるようなところもあった。
    そんな末國の気持ちにはまったく気づかないニブちんの高岸がまた可愛い・・・そしてそんな高岸を追い詰めていくのを楽しむ末國。
    女優の当て馬にされたり、親友の検事の佐々木が絡んできたりと色々ありつつ、高岸はいろいろ「自覚させられた」感満載で丸め込まれる感じかな?
    末國、佐々木、高岸のトリオいいです・・・。
    いい子ちゃんが悪魔のささやきに取り込まれちゃうような話だな~

  • 久々に会話の応酬が楽しいかわいさんだったなー。こういう話、キャラ共に好みです。
    ただ最近のかわいさんによく見られる、受が攻になんとなく流されてくっついてしまった、という展開なのは残念。せっかく受のキャラも良かったのに。あと、話の後半のスキャンダル渦中時、それまでの受視点から攻視点になっていて、そこもちょっと残念でした。ここは難しくても受視点のままでいって欲しかった!そうしたらもっとキュンキュンできたのに。
    脇ででてきた彼も魅力的だったので、スピンオフあったら買うかも。かわいさんのお仕事ものは外れがなくていいですね。

  • 先輩弁護士と安心のイチィチャラブコメ。

  • 腹黒いオオカミさんに生意気な赤ずきんちゃんが甘やかし倒されるお話。
    メディアでも活躍中の人気弁護士末國は、隣のビルで居候弁護士として働く駆け出しの弁護士高岸がかわいくて仕方ない。図々しいくらいの押し出しの強さと如才なさで、あっという間に気の置けない先輩のポジションを勝ち取り、何かと構い倒して、無防備なノンケの高岸をおとすべく虎視眈々と狙っている。
    この末國、オオカミといっても案外ジェントルで、いきなりガブリといくわけでもなく、高岸を甘やかし甘やかしジワジワと外堀を埋めていく感じがすごくよかった。
    当の赤ずきんちゃんもただのかわい子ちゃんではなく、末國とはああいえばこういうの丁々発止の掛け合いを繰り広げながら負けん気の強さを発揮する。しかも酔うととてつもない色気と天然無自覚誘いを発動する恐ろしい子!!
    気長に待ち構えるオオカミが激ニブの赤ずきんちゃんにいい加減焦れて拗ねてみせたり、案外翻弄されてるのを終始ニヨニヨしながら読みました。
    適度に甘くて楽しかった~(≧∇≦)/

  • ちゃらイケメン好き。

  • サラッと可愛らしいお話でした。 面白くてぽんぽんと飛びかう二人の会話も面白いんだけれど、あまり重厚感がないっていうか・・・。 でもこういう飄々としている攻めは好きなんですよね。 挿絵もピッタリで満足でしたけれど、もうちょっと甘い二人を読みたかったな~。

  • メディアにも出ている若手イケメン弁護士の末國×イソ弁の高岸。
    所属事務所は別々ですがご近所さん。
    ややコメディタッチで口の減らないふたりのポンポン交わされる会話と、ニブちんの高岸のすっとぼけた反応が楽しかったです。
    もうちょっとエッチシーンが濃厚だとなおよかったです。
    若干末國が不憫な気も(笑)
    イラストがきれいで色っぽかったです。
    佐々木さんの話ぜひ読みたい!

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