- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344831810
作品紹介・あらすじ
他人に興味が乏しい穂積遥来は、以前、炎天下で倒れた際に助けてくれた男のことが未だ忘れられず、今も冷たい手の人が好き。ある日編集者の穂積が取材で老舗温泉旅館に着くと美人女将・朱川が出迎えてくれる。深夜、女性用の時間帯と知らず浴場へ入った穂積は先客の朱川に驚く。湯気の中で見えた朱川の体が穂積には男だったと思えてならず…。
感想・レビュー・書評
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女装をして温泉旅館の女将をやっている攻めと小さな出版社の編集をやっている受けくん。
攻めの朱川さんが男に戻った時の、Sっぽさがたまらなかったです。
物語としては、ほのぼのでもなくサスペンス!といったほどの盛り上がりも少ないですが、本棚には置いておこう、と思えるくらい面白かったです。
ただ、わりと展開というかオチが読めてしまったのがもったいなかったな…と思いました。 -
女将(女装)×記者
がっつり恋愛の話という感じではなく、土地や女将について地元の人に取材しに行ったりお仕事BL要素が強いです。
女装してますが、結構、言葉が男になるのであまり違和感はなかったです。 -
女装攻め。これはありです。
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タイトルから受けるほっこりイメージと実際の内容のギャップが凄かった。
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微妙。悪くないけど、盛り上がりもそんなになかったようなー。温泉宿女将×温泉ガイド記者
仕事で1週間滞在することになった温泉宿。女将はモデルみたいな背の高い美人。なんかどこかで会ったことがあるような・・・?そんな女将に案内されて町のことなど取材を進めていく穂積。しかし女将の男疑惑や気になることが増えていくうちにもしかして以前穂積を励ましてくれた命の恩人は女将なんじゃないかと思いはじめ・・・。
メインの恋愛話に加えて温泉のある町の組合の対立やら、女将の生い立ち、穂積の生い立ちとかも色々絡んできて読み応えはあったかな?その分ちょっと恋愛部分がおろそかに感じたのかも。 -
女装をして女将として温泉街のために働く朱川さん。なかなか穂積と向き合ってくれないじれったさと、時折見せる素の姿での振る舞いに翻弄されます。
最後、温泉街の住人たちの優しさに、思わず涙が出てしまいました。 -
何となくかわい有美子さんテイストなお話。