知識ゼロからの短歌入門

制作 : 「心の花」編集部 
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 61
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344903463

作品紹介・あらすじ

短歌を作ることとは、各自が「個性」と向き合うこと。
初心者はもちろん経験者も知りたい、短歌作りの基本から実践、
短歌の世界をもっと広げるための応用まで紹介!
日常生活に楽しい時間をもたらしてくれる一冊。



【もくじ】
第一章 知っておきたい短歌の基本
●短歌の歴史 1300年前から日本で親しまれている「詩」
●短歌のルール 「句切れ」は、いったん意味や内容が終わる切れ目 ほか

第二章 実践 短歌を作ってみよう
●作歌の心構え 独自の視点を大切にする
●短歌の言葉遣い 口語の良さ、文語の良さを生かす ほか

第三章 短歌の表現テクニック
●短歌の技法 比喩―直喩・暗喩・擬人法を使う
●短歌の技法 対句法―対になる語句を用いて対照的に表現 ほか

第四章 短歌の言葉の使い方、扱い方
●和歌の表現方法 現代短歌にもつながる和歌のテクニック
●おさえておきたい文法 名詞・副詞・感動詞―一語で印象を残す ほか

第五章 短歌の世界をもっと広げる
●短歌を発表する 「歌会」に参加してみよう!  
●投稿や大会に挑戦 勇気を出して応募してみよう! ほか

感想・レビュー・書評

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  • はじめにのことばは印象的でした。
    ○自分の好きな歌を五十首くらいは暗唱する。
    ○五七五七七という「型」を習得する。「型」をマスターすれば「型破り」という夢も見えてくる。
    ○短歌を作ることは各自が「個性」と向き合うこと。

    第一章知っておきたい短歌の基本
    短歌の歴史
    短歌と俳句の違い
    短歌のルール

    第二章実践 短歌を作ってみよう
    作歌の心構え
    短歌の言葉遣い
    推敲する。推敲を重ねる

    第三章短歌の表現テクニック
    短歌の技法

    第四章短歌の言葉の使い方 扱い方
    和歌の表現方法
    押さえておきたい文法

    第五章短歌の世界をもっと広げる
    短歌を発表する
    短歌の結社に入る
    短歌について勉強する
    投稿や大会に挑戦
    歌集を作る


    この本も『はじめての短歌』に続けて読みましたが、あちらは実作中心でこちらは知識と文法が要だと思います。和歌の表現方法はかなり難しく、おさえておきたい文法は知らないとまずいと思いました。

    短歌の勉強法では、自分のレベル(限りなくゼロに等しい)では、しばらく独学してから通信教育(月三千円程度だそうです)をうけるのが第一目標かなと思いました。でも、楽しそうです。

  •  8月下旬から9月上旬にかけては、五木寛之「青春の門」を読破。9月下旬からは、短歌(和歌)の分野にチャレンジしています。入門書、歌集など、関係書をひたすら学び、類似本を繰り返し読んでいます。リズムに少し慣れてきましたw。 佐佐木幸綱「短歌入門」、2020.8発行。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000048372

  • これはだいぶダメな本。初心者にも中級者にも使えない。このような方法論に従えば一定のレベルの単価が作れますというメソッドは載っておらず、発想を飛躍させるためのテクニックも載っていない。
    例えば上の句で大きく雄大な情景を提示して下の句で小さなものに急激に焦点をしぼることで緩急をつけ広大な世界観と着眼点の鋭敏さを演出するというのはよくあるパターンだが、そういうパターンが載っていない。書かれているのは、対象をじっくり見ましょうというような精神論や、動詞は一つの句の中に3つまでにしましょうというスカスカのネガティブリストなど。なんというか、入門書というものを舐めている。佐々木幸綱先生は個人的に尊意する歌人だが、こんなの監修してたら名折れだよ。

  • 入門書としてまとまった内容で良かった。

  • 基本ルールから文法まで、まとまり良い入門書。例がたくさん載っている。

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