自分に適した仕事がないと思ったら読む本: 落ちこぼれの就職・転職術 (幻冬舎新書 ふ 1-1)
- 幻冬舎 (2008年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344980716
感想・レビュー・書評
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著者は高校卒業後、営業委、飲食等、専門学校講師等、20種以上の職業を経て作家デビュー。作家業のかたわら専門学校講師として、学生の進路指導にも携わっている。
著書に「夏の改札口」「すじぼり」等多数。
本書は、一般向けの就職マニュアルではなく、はじめから意欲がなくて、就職しなかった。意欲はあったが、就職できなかった。就職はしたもののの、うまくいかず退職した。つまり就職に「落ちこぼれ」た人や、そういう子どもをもつ両親に向けられた本。
本書の構成は以下の4章から成る。
①やる気がでなくてあたりまえ
②だめな企業ほど求人する
③苦手な奴こそ財産である
④職場では、これだけ守れ
就職に関して落ちこぼれという表現があるものの、それは自分が原因であるものもあれば他人や環境が原因であるもの。その複合的なもの等一言でくくることは難しい。
しかし、事実としてその状態にあるのは自分の行動・考え方がひとつの要因となっていることも確かである。
色々な呪縛から抜け出すのはつらい。
色々その人なりに考え行動を起こしてもなかなか難しい。そんな時にこそ威力を発揮するのが他人の意見であり、本である。
正解はない。しかし、正解を見つけようとあがくことは誰にでもできる。やらないで後悔するよりはやって後悔したほうがましと言い古されてきた言葉であるもののその通りである。 -
『ふだんはぼんやりしていても、仕事となると変身するのはヒーローのお約束ではありませんか。』そうだーその通りだー!俺は間違えていた…orz ■〈親が金持ちでも高学歴でもない〉〈新卒だが就職先が見つからない〉〈書類・面接で落ちる〉〈仕事が長続きしない〉〈再就職できない〉〈即戦力って意味不明〉〈自信がない〉〈働く意味が分からない〉etc... そういう《成功から落ちこぼれた》状態からスタートする就職術。 ■新卒時、いや高校、中学の時に読みたかった。自分が働く事へ何を求めているのか見直す事になりました。
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図書館で2時間程度の流し読み。
転職に臨む心構えとして気負わず気楽にやっていくことが大事らしい。
職場での基本的な立ち振るまいを大事にすること。退職に対する敷居の低さを大切にすること。
何事も気楽にやっていこうと思えた。 -
客観とは
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必要な時が来た時にまた読みたくなる本だと思う
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■抜書
◯優秀な企業ほど、従順なだけの社員は求めていない。
◯面接は慣れがすべて。数をこなせば、かなりの確率で通るようになってくる。
◯なんでも自分のせいだと思うと気が楽になる。なんでも自分のせいなのだから、問題を解決するのも自分しかいない。そう考えれば、もたもたせずに行動できる。 -
自己啓発
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仕事場は舞台であり、会社ごっこ。苦手な奴に接近しろ。著者が今まで経験してきた事を基にかかれている。
いかに相手の懐に入って仕事をしていくか。職場をどのように利用して成長していくか。丁度転職活動中なので違った視点で少し救われた気がした。