もったいない主義: 不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書 こ 2-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981164

作品紹介・あらすじ

少しデザインを変えるだけでグンと便利になる日常品。人を喜ばせるチャンスをみすみす逃しているお金の使い道。次に生かされないまま忘れられていく失敗。世の中の至るところで、引き出されないまま眠っているモノやコトの価値。それらに気づき、「惜しい」「自分だったら」と思うことこそ、アイデアを生む最大の原動力だ-オールラウンドのクリエイターとして活躍する著者が、自らの「もったいないセンサー」を開陳。無尽蔵に広がる発想と創作の秘密を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 小山氏の過去の成功体験が書かれている。特に氏はCOPSと言う能力に優れていて情報をキャッチしたい欲求が普通の人より強いらしい。常にポジティブ思考でいる事こそアイデアが湧き出ると言う。タイアップの上手さを考えてもなる程と思った。

  • こんなに発想できるんや!と目からウロコでした。
    ネガティブスイッチも勉強になったし、ブランディングやプロデュースについてもなるほどなことが多数。
    すごく面白くタメになりました。

  • あそびっぽいけど、本気な薫堂さんの考え方がもともと好きです。


    誰かがよろこぶことをされていらっしゃるからですよね。
    僭越すぎだけど、自分とちょっと似ているから、まして成功されていらっしゃるから惹かれるのかも。

    地下鉄日比谷線の実話とか「わー!わかる!!!」って共感MAXでした。

    ラジオでお話されているのを聴いているかのような感覚で、さくさく読めます。これも、きっとわざとそうされているのでしょうね。 

    薫堂さんのところで働きたいな☺︎

    【本文より】
    よく僕は、「男と女の関係はラダリングがいい」と言います。夫婦もお互いに高め合うのが一番理想的です。だからビジネスでもそういうパートナーを見つけてくるのが、一番いいというのが、僕の実感です。

  • 図書館
    88いつでもベストの道に進んでいると思うことにしている
    173あまり環境が快適すぎると想像的なことは生まれにくい
    今の不況の時代は何か新しいものを生み出すには絶好のチャンス
    195自分の目の前に分岐点があることに気づかない人が多い、これだと思ったらそこに飛び込む勇気が必要だと思う
    196チャンスの種は誰の前にでも同じようにたくさん転がっています
    あなたにはそれが見えているか
    見えているのに拾わないのは本当にもったいない

  • 小山薫堂さんの本です。
    生きる“アイデア”の本だと感じました。

    タイトル通り、もったいない主義から小山さんのアイデアが生まれていることがわかり、マルチな小山さんを身近に感じる事ができます。

    情報や物事への感度を高めて、自分がどう捉えるか、どう活かしたいかと思う事で新たなアイデアを生んだり、小さな幸せを感じることができるんだなぁと思いました。
    エピローグがお気に入りなので最後まで読んでほしいです。

    自分も見えている種を拾い、そして日常の小さな幸せに気づけるようになりたいです。

    あと、これを読んでから『おくりびと』を見るとちょっと違う視点で観られると思います。

  • 10年以上前に書かれた本です。出てくる言葉が現在主流になっている考え方だったりして、先見の明がある方なんだなあと感心しました。
    日常の「もったいない」を見逃さず、幸せの閾値を下げていくといい、という話でした。

    ご自身の仕事に誇りを持たれているのだとは思いますが、ちょっと鼻につくなあ、という感想。

  • クリエイター・小山薫堂さんの発想と創作の秘密を自ら明らかにした本。

    「もったいない」という思いが新たなアイデアを生むきっかけになります。また、相手を驚かせたい、相手に喜んでもらいたいと思う気持ちもアイデアを生み出す原動力になります。

    新たなチャンスは思わぬところからもたらされます。そのチャンスを活かせるかは自分次第。

  • やっぱり小山薫堂は天才

    アイデアの発想法を、とてもポジティブに書いていて、読んでるこっちもアイデア考えてみようかな、ちょっと一丁やってみようかなとワクワクさせられる感じ。

    アイデアを考えることに苦しくなってしまったら、この本に立ち戻ってこよう、そう思える一冊。

  • 企画、プロジェクト、PRなどの単語がたくさん出てきたので、日常の些細な行動と言いつつも、いちいち行動や考え方が派手だなぁ、自分が苦手なタイプの人だ、なんて思ってしまった。そりゃそうだ、色んなことを手掛けているクリエイターでした。
    でもいいなと思ったこともいくつか。
    ・ネガティブな感情に時間を奪われるのはもったいない
    ・人の記憶に残る人になる
    ・見えてる種を拾わないのはもったいない
    とか自己啓発本にある定番だけど、再確認って事で。
    自分の些細な暮らしの中で、また気にしてみようかな。

  • えぇ!何?!
    こんな人いるんだぁ!
    びっくりする、著者の「もったいない」考え方。


    〜以下、・本より抜粋、→コメント〜

    ・大学の4年間とは、進路を迷うための時間だとも言えます。

    山形県東北芸術工科大学 企画構想学科
    http://www.tuad.ac.jp/adm/projectdesign/

    →企画って、大事。生きるうえでも?!
    そうかもしれない。


    ・企画を考えたり実施したりするチャンスは
    日常の中にたくさんある

    →帰り道に知らない道に行ってみよう!


    ・あなたの友人10人にキャッチコピーをつけてください

    →入試の試験だけど、これは、、、企画力を鍛えられるかも


    ・断水になったことに文句を言うのではなく、
    せっかくだから水道のない時代を擬似体験すると考える。

    →だから「もったいない」って、、すごい発想だな。


    ・せっかく事故が起こったのだから、
    「男をあげるチャンス」
    「もう大丈夫。ちょうど俺、車のここのところ
    ぶつけたかったんだよな」

    →こんな笑いがとれたら、サイコー。


    ・映画『おくりびと』の脚本書きました
    映画の脚本を書いたのはこれが初めてです。

    http://www.okuribito.jp/

    →こんど、見てみよう。


    ・「いつもベストの道に進んでいる」と考える

    →「うまくいかなくてもかまわない」すごいな。
    自分の気持ちの持ちようってことだよな。


    ・僕は、レギュラーで出演しているラジオ番組が
    いくつかあります。

    FMヨコハマ『フューチャースケープ』
    http://www4.fmyokohama.co.jp/future/podcast/future.xml

    →さっそく、iTunesに登録。。


    ・若いときは、人脈などなくて当たり前
    あえてアドバイスするとしたら、まず、
    自分から接近してみること

    →どんな人に会いたいか、書き出してみよう。


    ・僕は偶然居合わせた人の人生の中に
    足跡を残すようなことが好きです。

    →旅先でもそうだな。あっ、人生も旅だな。


    ・「もったいない」とは、外からの目で
    価値を再評価し、そこから新たな価値を
    生み出すことでもあるのです。

    →広い視野。多角的な見方。柔軟な心。


    ・「なんばこめじるし」の「たこやきらぼ」
    のオーナーです。

    http://nam-come.com/
    http://nam-come.com/life/tacoyakilab.html

    →この人、、、なんでもやってるんですね。


    ・「男と女の関係はラダリングがいい」と言います。
    夫婦もお互いに高めあうのが一番理想的です。

    →そういう考え、気持ちを持つことが大事。

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著者プロフィール

一九六四年、熊本県生まれ。初の映画脚本となる「おくりびと」が、第八十一回米アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外問わず数々の賞を受賞。ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある。映画「湯道」では、企画・脚本を担当。

「2022年 『湯道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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