ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界 (幻冬舎新書)

  • 幻冬舎
4.06
  • (10)
  • (16)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 194
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344986701

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  豪華メンバーの読みやすい対談本だが、読み応えはある。現在のウクライナ戦争だけでなく、米の影響力低下とも相俟った新しい国際秩序、台湾有事への含意という観点からも見る。
     バイデンの失言癖や台湾有事のリスクは複数の論者が指摘。一方、論者によりやや異なる点もある。ウクライナ戦争は米の抑止の失敗か、又はそもそも米は抑止するつもりはあったのか、核抑止が効いた上での「安定・不安定パラドックス」か。新しい国際秩序は多極化か、米中二極化とパワーポリティクスのミックスか。
     また鈴木をはじめ複数の論者は、経済制裁の限界や対露・対中経済依存の罠を強調。伝統的安全保障のみならず、幅広い分野の人々にとって他人事ではないだろう。

  • ウクライナ侵攻後の世界について、軍事・安全保障・国際政治の専門家とジャーナリストである峯村との対談集。
    人選が豪華なので読み応えはそれなりにある。

  • 東2法経図・6F開架:B1/11/664/K

全26件中 21 - 26件を表示

著者プロフィール

峯村健司(みねむらけんじ)一九七四年生まれ。青山学院大学客員教授。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員。ジャーナリスト。元ハーバード大学フェアバンクセンター中国研究所客員研究員。朝日新聞で北京、ワシントン特派員を歴任。「LINEの個人情報管理問題のスクープと関連報道」で二〇二一年度新聞協会賞受賞。二〇一〇年度「ボーン・上田記念国際記者賞」受賞。著書に『宿命 習近平闘争秘史』(文春文庫)、『潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日』(朝日新書)がある。

「2022年 『ウクライナ戦争と米中対立』 で使われていた紹介文から引用しています。」

峯村健司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
辻村 深月
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×