森保一の決める技法 サッカー日本代表監督の仕事論 (幻冬舎新書 704)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344987067

作品紹介・あらすじ

「僕は単なる決める係」と語る森保一。2022年ワールドカップでは、個性豊かな選手をまとめ上げ、ドイツ・スペインを破るという歴史的快挙を成し遂げた。「非カリスマ型」として注目されるリーダーシップを支えるのは、選手時代から培われた「決断の速さ」だ。なぜ試合中に、まるで違うチームになったかのような豪胆な采配ができるのか。一瞬の判断のために、日頃どんな準備をしているのか。森保を長年取材し、挫折も苦労も見極めてきたジャーナリストが、その秘密に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • スポーツノンフィクションライターというのでしょうか、
    二宮氏によるサッカー日本代表である森保監督の仕事論。

    そういや大昔に二宮氏の本は読んだな~というのを思い出し、
    図書館で借りて読んでみました。

    ※勝者の思考法
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/456961549X#comment

    読んでみての感想は、以前ほどのインパクトはなかった、
    というのが正直なところです。
    自分も経験値が増えたからなのか、考えが変わったのか、
    よく分かりませんが。

    森保監督の本やウェブや雑誌に出ていそうな記事を
    再構築した形の本のように見えて、
    新しい視点が若干乏しかったのが、残念でした。
    新情報といえば、ご自身で監督に
    インタビューされているとこでしょうか。
    でもまぁそれだけなら(そんなことないと思うけど)、
    本じゃなくて、記事でもよい訳で、
    もうひとひねりの工夫やwowが欲しかったです。

  • 今のサッカー日本代表は史上最強ではないかと言われていて、今すぐW杯を開催してほしいくらい。現役時代から変わらない決断力、コミュニケーション。非カリスマだからこそ凄い。

  • この本を通して、何を伝えたいのか誰に焦点を当てたいのか全くわからず、途中で挫折してしまった。
    森保監督とか偉大なる人々を否定しているわけでないし、もったいない一冊だった。

  • とても面白く、一気に読んだ。
    ■監督は「決める係」。ただし、決めた以上は「責任」が
     伴う。←PK戦での順番
    ■「ディシジョン・スピード」が速く、ボールが来る前
     から次の一手を考えている。
    ■ダーティ・ワークに徹する強さ。
    ■しんどい自分も好きになってみたら?←森﨑への言葉
    ■「やりたいサッカー」と「やれるサッカー」は違う。
    ■任せる以上はスタッフの意見を尊重する
    ■「一個人」「承認欲求」「効率性」「オープンでフラット」
     Z世代との付き合い方。

    二宮清純の読み物は、ファンが心を揺さぶられたスポーツのシーンを思い起こさせ、その後ろにあるエピソードを紹介することでその想いを増幅させる。この本で言えば、森保監督の若い世代の選手達をマネージする手法について自分が興味・仮説を持ち、それを検証していくプロセスで自分が納得したからこそできた本であり、だからこそ読んでいる我々も数々の「あのシーン」が思い起こされ目頭が熱くなるのだと思う。

  • 途中から半分くらい野球の栗山監督の話だった

  • 東2法経図・6F開架:B1/11/704/K

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著者プロフィール

(にのみや せいじゅん)1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経てフリーランスのスポーツジャーナリストとして独立。株式会社スポーツコミュニケーションズ(http://www.ninomiyasports.com/)代表取締役。『最強のプロ野球論』『プロ野球の一流たち』(ともに講談社現代新書)など著書多数。

「2014年 『プロ野球 名人たちの証言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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