- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784378039121
作品紹介・あらすじ
標本、ひとつひとつにそれぞれストーリーがある。東京・上野の国立科学博物館のたくさんの展示の中から、特に知っておきたいもの30を選び、担当した研究者がていねいに語る。
感想・レビュー・書評
-
国立科学博物館に行きたくなるね。良書。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(2014-08-17)
-
国立科学博物館の展示から面白いものをピックアップして紹介、解説。
という企画はとても良いのに、編集に愛が無いので魅力に欠ける。
文章はまだ専門的に過ぎてわかりづらいので、画像をもっと増やすべき。
最低限、どの場所にあるのか縮小地図でわかるようにすべき。
各文のトーンをそろえるべき。面白いところ、わかっていないところ、見て欲しいところ、調べて欲しいところ。 -
国立科学博物館、東京に遊びに行ったときにはぜひ立ち寄りたいわくわくポイントです。
中に入るや、そこらの修学旅行の小学生よりも高いテンションで展示された標本に見入ってしまいます。
そんな国立科学博物館の標本30点について、博物館の研究員の方々の解説を集めたのが本書。
フタバスズキリュウ、隕石や鉱物、からくり人形、コウジカビに天球儀…などなど、常設展示でいつでも見られる標本について、より詳しく知ることができました。
特に、行くたびに十数分見入ってしまうフーコーの振り子についての解説が嬉しかったです。
「振り子が止まっちゃうことはないのかな?」と疑問に思っていたのですが、開館時間の途中で振り直しているとのこと…そうだったんだっ!
児童書ですが、文系の私にとっては知らないことばかりで読み応え十分でした。
取り上げられた標本の中には、見たことがないもの(見たけど覚えてないもの?)もあったので、次の機会には要チェックです。 -
図書館をぶらぶら歩いていてたまたま目に留まった本です。5月末に国立科学博物館に行く予定なので、興味深く読むことができました。国立科学博物館の展示物から三十個の物をピックアップしてその魅力を紹介しています。えっ、すごいこんな物まであるんだ!という物がたくさんあって、国立科学博物館に行ける日がものすごーく楽しみになりました!博物館に行く前の予習として、必ず読んでほしい本です。私ももう一度読んでしっかり予習します!
-
1877年に設立された国立科学博物館。所蔵している標本資料は、380万点を越え、さまざまな分野にわたる。標本のひとつひとつには、それぞれのドラマがある。その中から、ニホンオオカミ、からくり人形など、30の展示について解説。
「東京の博物館に行こう」とまでは思えないが、国立博物館のHPを探してみた。やたら充実している。また今度じっくり見てみよう。アンモナイトの海の話のところで、過去のことを調べることはそれ自体の謎を解明するばかりではなく、よりよい未来のためにも役立つことなのだと感じた。 -
国立科学博物館の展示品30点について小学生高学年〜中学生向けに書かれた解説本。各3〜4ページの解説なので、深堀りしているわけではないが、展示物に添えられている解説よりは詳しいだろう。裏話等もあり、大人が読んでも十分楽しめる。
実際に博物館に足を運んでみようという気にさせられた。