チョッちゃんは、もうじき100歳

  • 主婦と生活社
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本棚登録 : 99
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391132908

作品紹介・あらすじ

NHK連続テレビ小説の原作「チョッちゃんが行くわよ」から20年。黒柳朝×黒柳徹子の初めての母娘対談。

感想・レビュー・書評

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  • こういう面白い人物っていうのはどうして生まれてくるのかなぁ、という感じ。黒柳徹子さんも面白いんだけど、朝さんも相当面白いので、今や叶わないけど朝さんのお母様に遡って話をお聞きしたいくらい(笑)
    なんでもやりたいことはやるんだ、という姿勢を大事にしてるのかな。自分自身が多少長生きしてきて感じるのは、他の人に優しい人間には、それなり以上に面白く優しい事柄が降り注ぐ気がする。朝さんもそんな感じがした。

  • 徹子さんとママの対談集。
    対談モノは苦手だけど、トットちゃん枠で特別に読んでみることに。

    徹子さんの個性をいい方向にもってったのはお母さんのおおらかさの賜物と思いました。子育て中のお母さんが読んだらすごく良いと思う。自分は子育て経験ないが。あと、アメトークの徹子の部屋芸人の人たちも読めば良いと思う。徹子さんへの臨み方が変わるかも。

    あと、70歳過ぎの徹子さんが、99歳のお母さんを小さい頃から変わらず「ママ」と呼んでいるのも可愛く感じました。親子だから当たり前なんだけどね。

  • 図書館で借りて読む。今や卒寿を迎え、自身の百歳まで生きることも近くなってしまった黒柳徹子の最愛の母、黒柳朝のオーラルヒストリー。黒柳朝が95歳であった2006(平成18)年刊行。
    黒柳朝は、この本の刊行直前、96歳の誕生日を目前にしていた時、眠るように旅立ったという。
    早いもので、この本の刊行から17年も過ぎてしまった。黒柳朝は、明治の終わりに生まれ、大正、昭和、平成と四つの時代を生きた。その平成の時代も終わり、令和という時代が始まり、五年目となる今年も終わりに近づいている。平成の時代から相次いだ政治や経済の迷走、日本のみならず世界中で引き起こされる様々な災害や天変地異、それに対する当事国政府や国際機関の異常な対応など、様々な問題が横たわる昨今、素直に生き抜くこと自体がなかなか難しい世の中になってしまった。こうした時代は当分続くであろうと考えている。だが、今のように素直に生き抜くこと自体がやりにくい時代が続いてしまうと、素直に生き抜いて素敵な人生を歩んできた人たちが生きていたことも、忘れられて仕舞うかもしれない。そうした時代がやってくる前に、素直に生き抜いて素敵な人生を歩んできた人たちが、今なお懸命に生きているのだという事実を知り、誰もが素直に生き抜いていける世の中に変わっていってほしいと考えながら読んだ。

  • 黒柳徹子が聞き手になってお母さんである黒柳朝さんからいろいろ聞き出している本。黒柳徹子の著書にときどき出てくる朝さんの写真を見たり言動に触れるたび、おもしろくてきれいなお母さんだなと思っていたけど、ほんとにおもしろい……というか独特の感性をもっている人。この親にしてこの子(徹子さん)ありなんだなと深~く納得できる。世間の常識にとらわれず愛情をしっかりかけ子どもを尊重するからこそ、のびのびした子が育つんだなーとも。
    徹子さんがある程度の年齢になってお呼ばれした先の家でお鍋を食べたときの驚きを語り、「うちって、お鍋やったこと、ないわよね?」と言うと、朝さんは「私、お鍋に趣味ないもの」、土鍋の形が好きじゃないからとのたまう!
    何となくいるらしいと知ってはいたけど、詳しく語られることのない徹子さんのきょうだいの話題が出てきてた。

  • 2018.1.6市立図書館

  • 親子対談。

  • やっぱりこの親子はおかしい!でも最高!!

  • すきです!

  • おもしろかった!
    うーむ、たしかに…とうなずけるところは多いけど私には出来なさそうな子育て。

  •  
    黒柳徹子さんと、そのお母様の朝さんの対談集です。

    二人とも少女のようにかわいらしくて、いじわるなところが少しもなくて

    生き生きしていて、素敵です。

    何でも、前向きに意識を向けていくということは、皆が分かっていることですが

    この本を読んで、私もキラキラしていたいなぁと思いました。

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著者プロフィール

黒柳朝
一九一〇(明治四三)年、北海道生まれ。庁立岩見沢高女を卒業後、東洋音楽学校声楽科に進学。在学中にヴァイオリニストの黒柳守綱氏と結婚。長女・黒柳徹子さんをはじめ三男二女の母となる。七〇代で初めて著したエッセイ『チョッちゃんが行くわよ』がベストセラーになり、ドラマ化されると、天性の朗らかさで日本中を魅了した。それ以降も執筆や講演活動を続け、二〇〇六年八月、死去。

「2023年 『チョッちゃんのバァバよ大志をいだけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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