皮膚感覚から生まれる幸福: 心身が目覚めるタッチの力

著者 :
  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393365533

作品紹介・あらすじ

「露出した脳」、「人体最大の臓器」などともいわれる皮膚。皮膚と何かが触れることで起こる感覚=「触覚」は、ヒトの身体や心理に深く関わり、触れること―タッチングは人を癒し、幸福感をもたらす。親子関係をはじめとした人間関係など他者との関係や愛着を築くうえで触れる力が与える影響を利他や慈愛の心から読み解き、タッチングの現代的な可能性に迫る。人同士の結びつきが弱まり身体的自己が薄れる時代に、身体心理学の最新の知見に基づき、人間の幸福とは何かをあらためて皮膚から考える。

感想・レビュー・書評

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  • 生物としてネガティブな出来事の方が印象に残ってしまうからポジティブな出来事を意識して感じるようにしよう、というのが参考になりました。

    こういう本は実生活に生かせる内容なので面白いですね。

  • 山口創さんの皮膚の本は面白いので新刊が出るといつも読んでます。

    でも今回の本はいままでの内容とあんまり変わり映えしなかったですね。

    それでも皮膚やタッチの話しをわかりやすく説明してくれているので良書だと思います。

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著者プロフィール

山口 創(やまぐち・はじめ)
1967年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。専攻は健康心理学・身体心理学。桜美林大学教授。臨床発達心理士。タッチングの効果やオキシトシンについて研究している。著書に『手の治癒力』『皮膚はいつもあなたを守ってる』(以上、草思社)、『皮膚感覚の不思議』(講談社ブルーバックス)、『子供の「脳」は肌にある』(光文社新書)、『最良の身体を取り戻す』(さくら舎)など多数。

「2022年 『文庫 人は皮膚から癒される』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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