還って来た山頭火~いま、私たちに何を語るのか

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  • 春陽堂書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394903765

作品紹介・あらすじ

「『こころ』の出家ー中高年の心の危機に」(ちくま新書)
「誰がテレビをつまらなくしたのか」(PHP新書)
などの多くの著作を持ち、テレビの教養番組の制作に長く携わった筆者による、新しい山頭火の案内書! 

           
人生にとって本当に必要なものとは何か、
そして人生における本当の楽しみ、充足の人生とは何か、
病や老いや死にどう向き合うのか、
本当の自分らしい自分の人生を生きるとはどういうことなのかなどの課題に向き合うときに読み直したい、山頭火の句や言葉を採録。
戸惑いつつ生きる現代人への力強い応援歌!

感想・レビュー・書評

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  • 「歩く。そして自然と向き合い、自分と向き合う充実した時間を見出したい。かくあるべき人生ではなく。ねばならない人生でもなく。ありのままに自由に生きたい。何物にも拘束されない時間と空間を持ちたい。生きる喜びは何か特別なことにあるのではない。むしろ何でもない一日一日、その平凡な日常の中にある。日々をスローに生き、自然と対話する。そんな充足の時を確保したい。ゆるりと、旧道を歩く人生。急がない人生。」

    世知辛い時代になると山頭火の人気が出る。。

  • 生かされている自分を自覚し、あるがままに生き、ひとりを楽しみ、自然と対話しつつ生を営む、山頭火はそれを、味わう、楽しむ、遊ぶ、というキーワードで語り、それが人生というものだという。

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著者プロフィール

一九六〇年九州大学卒業後、NHKに入局。主に教養系番組の制作に携わり、チーフ・プロデューサー、部長、局長、審議委員などを務める。主な制作番組に、「情報と現代」「近世日本の私塾」「明治精神の構造」「日本の政治文化」などがある。NHK退職後、九州産業大学、東和大学などで「メディア論」や「現代社会論」などの講義と研究に携わり、現在は主に執筆講演活動を展開している。著書に『転換期のメディア環境』(福村出版)『こころの出家』(筑摩書房)『こころの養生訓』『器量と人望』(PHP研究所)『貝原益軒に学ぶ』(三笠書房)『東京多磨霊園物語』『東京青山霊園物語』(明石書店)などがある。

「2017年 『鎌倉古寺霊園物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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