知らずに飲んでいた薬の中身 (祥伝社新書165) (祥伝社新書 165)
- 祥伝社 (2009年7月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396111656
感想・レビュー・書評
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本屋にて遭遇
薬の効果については大きな分類で
さらに 世代を示し 開発のエピソードを書いているので 印象にも残りやすい
新しい薬の多くは 偶然によってできたと言っても 過言ではない
天才の発見 + セレンディップな出会い
(現代の開発法はまた異なる)
医薬品の多くは50年ほどの歴史しかない
病気を治すことが目的だが
そればかりに執着してはいけない -
とても読みやすい。最近の治療薬についても書かれているようです。創薬業界や日本の医療の不思議な現状についても書かれていて興味深いです。 新型インフルエンザの流行に間に合わせようとしたのか校正があまいように感じました。図が二つ入っていませんし、ワープロ編集ミスとおぼしき箇所も幾つかありました。
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創薬にまつわるドラマ、歴史などについて綴った一冊。
馴染みのない薬は難しかったが、馴染みのある薬については深く知れて面白かった。 -
自分自身はあまり病気になっていないせいか、薬に関わることはほとんどない。しかし病気にしても「高血圧」や「高脂血症」「糖尿病」などの生活習慣病にかかり、毎日薬とのつきあいになることも自分自身否めない。
現実多くの生活習慣病患者、及び予備群の一部は治療薬や予防薬など薬とのつきあいが続いている。
皆様がいつも薬を使用しているとするならば、その薬はどのような成分があるのか、専門的なところまで追求する必要はないのだが、どのように作られているのか、あるいはどのような効果があり、副作用があるのかは、最低限知る必要がある。
本書はその薬の中身について生活習慣病やうつ病などに使用する薬の成り立ちを章立てて説明している。いつも試用している薬であれば、その薬の成分と効能などは説明されるが、それでもわからなければ本書を持っておくと、薬についてより深く知ることができる。 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:499.3||O
資料ID:95090160
読みやすい内容なので、薬学生の常識として興味を持って読んでみて下さい(環境保健学研究室 太田先生)。