最強の人生時間術(祥伝社新書247)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 289
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396112479

作品紹介・あらすじ

本書では、人生をヒンドゥー教にならって「新・四住期」として独自に4つの時期に分け、それぞれの時期の過ごし方を考える。効率的に時間を使う技術からゆったりと時間を楽しむ方法まで、人生を「タイムマネジメント」するための一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 齋藤孝って読みやすい。
    ストップウォッチ買いたい

  • 人生の最期に向けた準備。
    山は60-75にくる。
    出力を下げて、何をする?
    考えていることにちゃんと向き合おう。

  • 筆者がライフステージを四段階に分けて、各段階に応じた相応しい時間の使い方を定義しているのが興味深かった。
    私は今36歳で狩猟期。どのように生きたかでその後のダブルスタンダード期、円熟期が変わってくるのだと思う。
    現代は情報に溢れかえりスマホを開けば、ありとあらゆる情報に触れられる。便利な一方で、使い方を間違えれば時間を惰性に過ごしてしまう。

    優先順位をつけて、人やモノへの向き合い方を考えさせてくれる本だった。

  • 30〜45才は狩猟期、45〜60才はダブルスタンダード期、60〜75才は円熟期、75才以降はゼロ出力期
    と大きく4つの期間で分ける考え方を前提にしての内容。
    45歳以上からは仕事のことばかりでなく、老後のことも視野に入れて、今の生活を見直すことが必要らしい。
    たしかに仕事100%の人が定年で仕事失ったら、生きがいを失くすというのはよくある話。
    どう生きようが、個人の勝手というのはあるが、それなりになるほどと思う部分もけっこうあった。P104のところは同意しかねるような内容。

  • 2018/5/13人生を四半期に分けギアチェンジするという発想が新鮮。60歳からは円熟期に、励まされる。

  • これだけ長く生きれるようになったからこそ、人生のステージ毎に時間の使い方、感じ方を意識するのが大事に思う。短命であってもその人なりの四時はあるのだから…

  •  人生を4期に分けてそれぞれの生活の仕方、ライフスタイルについて解説した本。特に老後へのライフスタイルをよりスムーズにするための準備にポイントがあった。

    (1)30〜45歳 狩猟期 … まぁ、ばりばり仕事をする時期ですね。
    (2)45〜60歳 ダブルスタンダード期 … 後半生の準備と仕事の両方をする時期
    (3)60〜75歳 円熟期 … 人生の完成形ですね。
    (4)75歳以上 ゼロ出力期 … 人生の最期をどう過ごすのか、の時期です。

     確かに、老後への準備ってお金だけじゃぁ無いよなぁ。老後は、妻とユルユルと過ごそうと思っているけど、私も彼女もいつ亡くなるか分からないわけだし・・・。老後にできる趣味とか準備しておきたいと思った。

     後、仕事の効率化のためにストップウォッチを使うってのは、是非やってみたいと思った。それと、老後こそ能率手帳+三色ボールペンって考え方も納得。来年あたりから、スケジュールはB5をやめて能率手帳にしていこうと思った。まぁ、私の場合、日記もあるから手帳だけってのは、難しいんだけどね。
     齋藤孝さんは、前年の分と今年の分をクリップで止めて使っているらしい。そして日記的なことも全部手帳にまとめているそうだ。手帳は大学からの支給だと聞いたことがあるが、能率手帳とかを使って、真似ていきたいなぁ。

     どうせなら、人生笑って最期を迎えたいものです。

  • 時間に関してはそれなりに意識しており、気持ち的にはギアチェンジできているつもりであったが、スタイル的には出来ていない事に気づかされた。効率的・合理的な感覚が抜けきれていない。まだまだ自由じゃないんだろうな。

  • この本では人生を4期に分けて、その期ごとの時間術を提案している
    1/狩猟期
    (30~45歳)
    2/ダブルスタンダード期
    (45~60歳)
    3/円熟期
    (60~75歳)
    4/ゼロ出力期
    (75歳~)

    自分は第一期にあたる。その時の時間術は何と言ってもスピード重視。
    スピード重視にすることで、仕事など量がこなせるようになり、時間に対しての経験知が増加することになる。
    それによって自分をより進化させることが出来るという。
    限られた時間では、仕事に対して小さいこともその意義や無駄が無いか考えねばならない。たとえば、その仕事に対して、作成している書類が必要か?など。
    小さい積み重ねが重なることで、最終的には次のダブルスタンダード期に効果が出てくることになる。

  • 色々と、自分のスタンスに似ていて面白かった。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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