あらすじで読むシェイクスピア全作品(祥伝社新書) (祥伝社新書 349)
- 祥伝社 (2013年12月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396113490
感想・レビュー・書評
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いざとなれば男は剣を
抜かねばならぬ時代。
愛と名誉のために命を
懸けようと立ち上がる
が、
謀略にかかり投獄され
失意の底で処刑台の露
と消える─
と、どの作品も大体が
そんな筋書きでしょ?
無知な私は勝手にそう
思いこんでました。
ところがどっこい愉快
な喜劇も多いんですね。
利発なヒロインが活躍
するそれらは、
シェイクスピアの印象
をちょっと明るいもの
に変えてくれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「じゃじゃ馬ならし」や「から騒ぎ」や「真夏の夜の夢」など、普通生活しているうえでもよく聞く言葉の内容を知りたかった。
シェークスピアの全作品を網羅してしるので、手軽に知りたい人には良い。
登場人物が多いので、何度も前のページを見返さないとわからなくなる。 -
この本の帯にある通りで、タイトルぐらいしか知らなかったシェイクスピア作品がざっくり分かる。面白そうなものがあれば読もうかと思ったけど、大体恋愛こじらせて最後死んじゃう印象で、あまり惹かれなかった。。笑
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正直一作もシェイクスピアを読んだことはないがあらすじで関係性やストーリーは雰囲気としてわかった。
それにしても表現力や関係性の作り込みが他にはない水準だと思った。 -
ジュリエットとオフィーリア、オセローとマクベスがまじってしまうあなたに。
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名著と名高いシェイクスピア作品ではあるけれど、なかなか手に取るまでに躊躇するという方に、おすすめ。
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シェイクスピア全作品が、ジャンルごとにほぼ執筆順に並んでいて、端的にあらすじや登場人物を再確認するのにとても役立った。
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欧米の文化を肌で感じるためには、基礎教養であるシェイクスピアの理解が不可欠だ。気鋭のシェイクスピア研究者であり翻訳も手がける著者が、全作品について、あらすじと解説をまとめる。
(2013年)
— 目次 —
四大悲劇
その他の悲劇
喜劇
歴史劇
問題劇
ロマンス劇
詩 -
シェイクスピア・コンプレックスというものがあるとしたら、自分はそれである。
進んだ学科は英文科ではなかったけれど、英語を勉強した者として、シェイクスピアの代表作品とその内容位は頭に入っているのは当たり前という思いにとらわれている。
スタートラインに位は立てるくらいの知識を持ちたいと思い、何冊かそれなりに読んでみたものの、全然面白くなく、理解力の不足によるものかと、少年少女世界文学全集にも手を出してみたけれど、これもダメ。
藁にもすがる思いだったのか、気付いたら今回の新書に手を出していた。
ただ残念ながら今回も同様。登場人物の関係が整理されていたので、なんとなくストーリーの整理がついたものもあるけれど、それでもシェイクスピアの良さを感じるところまでいけない。。。。。
やっぱり舞台で経験しないとダメなのかな〜と思っているが、未だ実現出来ていないのでそれも不明。
先日パーセルの「妖精の女王」を演奏したのだが、ストーリーは「真夏の夜の夢」と同一らしい。これもまた話が複雑なのと、くっついたり離れたり、好きよ嫌いよでよくわからない。
あぁ……いつになったらシェイクスピアを語れる様になるのだろうか????
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