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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396113711
感想・レビュー・書評
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日本の住宅問題が深刻化していることを細かく解き明かす書。
昔は土地を持っていたことがステータスであったが、現在はそうとも言えないこと。
土地は車と違って、悪くなったら壊して捨てればいいものではなく、未来永劫そこに残っていくものなので、そこに価値がある以上、税金など払っていかなくてはならなくなる。
知らなかったことを知って衝撃を受けた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「住めば?」「住めません。」 「売れば?」「売れません。」 「貸せば?」「借り手がいません。」 「建て直せば?」「膨大な費用が掛かります。」 「更地にすれば?」「固定資産税が6倍に跳ね上がります。」 空き家が増えている。個人所有住宅も、賃貸住宅も。 Here,there and everywhere... そして何が起こる? 予想は可能、予測は不可能。かなり根深い問題。じわじわと浸透中。 解決の糸口、手さぐり状態、安易に答えは出ない。 人口減少傾向の日本国、現状の問題提起として実に意義ある内容。