教科書には載らない日本史の秘密(祥伝社新書461)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396114619

感想・レビュー・書評

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  • 全編(自然決定論」に基づいて語られてる感じ。温暖化と寒冷化の年代表が欲しかったなと思った。(メモしながら読みはしたけど)
    稀に出てくる現代風刺みたいな文章が死ぬほど鼻に付く以外は面白い本だった。蘇民将来とアイヌのつながりに関しては、ちょっと疑問を持ってる話題だったので参考文献も参照しながら調べたい話だなと思った。

    断定口調が苦手なので気になったけどまあ…あとソースは?ってのも数カ所気になった。
    一番面白かったのは方広寺の鐘楼のやつ。豊臣側の方で異心ありという話は聞いたのが初めてだった。

    殴り合う貴族たち、みたいな話も結構載ってる。

    購入した本

    同時に読んだ本に家康が秀吉死後、大名加増などを決める権限がないと誓詞をかわしたのに守らなかった話が載っていず豊臣を尊重していた話になってんのが??だな…

  • 日本史について、文字通り教科書には書いてないことをあれこれつづった一冊。

    それまであまり触れられたことのない気候の変動などの観点から日本史を分析しており、興味があれば楽しめるかと。

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著者プロフィール

古川愛哲(ふるかわ・あいてつ)

 1949年、神奈川県に生まれる。歴史資料収集家。日本大学芸術学部映画学科で映画理論を専攻したあと放送作家として活躍。同時に、東西の歴史や民俗学をはじめ「人間とは何か」を追求。また、世界の映画大学ともいえる「国際学生映画祭」の創設に加わり、新しい視点から芸術をバックアップする。
 著書にはベストセラーになった『江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた』『九代将軍は女だった!』『江戸の歴史は隠れキリシタンによって作られた』『坂本龍馬を英雄にした男 大久保一翁』『悪代官は実はヒーローだった江戸の歴史』『原爆投下は予告されていた』(以上、講談社)などがある。

「2017年 『西郷隆盛の冤罪 明治維新の大誤解』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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