世界史で学べ! 地政学 (祥伝社黄金文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396317546

感想・レビュー・書評

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  • この作者の中でも、1番整理されていた著作。
    是非とも読んでほしい一冊。

  • 地政学に興味を持つきっかけとなった本。
    日本人必読でしょう。

  • 比較的理解しやすいアジアの地政学から入り、徐々に全世界に展開していく構成で読みやすい。
    地政学と世界史、繋がりが非常に理解しやすかった。

    以下学び
    ・地政学上では、国家は英米、日本などのシーパワーとソ連、中国などのランドパワーに大別される。この観点で冷戦や代理戦争などを見ると理解が容易。
    ・境遇が似ている国もある。朝鮮、ギリシアなどの半島国家は付け根の強国に命運を左右されがち。日本、トルコは急激な西洋化に苦しんだがその後は成功。
    ・拉致問題、領土問題はそれ単体では決して解決しない。二国間の関係性ではなく、他国の情勢が変化した際に初めて機が生まれる。

  • 何気にニュースをみて、その事柄を漠然と受け止めていただけだったけど、本書を読むことで、それぞれの国の歴史的なな背景を知ることで、深く洞察することができるようになる。

  • 現在の世界情勢が大まかに分かった気になれる良書。こういった知識や政治、選挙がいかに重要かが滲みてくる。

  • いままで世界でおきてきたことの理由が腹落ちする。地政学の重要性がはじめて理解できた。

  • MMc

  • 地政学。世界の国家間の関係を地理の観点で説明する学問。この本は9つの地域に分けて、それぞれの地域の歴史と現在の国家間関係を説明しています。
    世界を大局的に考える視点が面白いです。英国とロシアの対立におけるグレート・ゲーム。世界をどのようなパワーバランスで統治していくか。同盟と牽制と。あまりに複雑系で、理解は難しい。
    様々な人種宗教文化が混合する世界をどうやって切り盛りするか。


    ・ユーラシア・中東・アフリカを1つの大陸と見立てると、ヨーロッパは半島に過ぎない。ロシアは世界大陸とハートランドを抑えている。シーパワーでは攻略のしようがない。
    ・世界のチョークポイントを抑えると海洋権で優位に立てる。ジブラルタル海峡、ポスポラス海峡、スエズ運河、バブエルマンデブ海峡、ホルムズ海峡、マラッカ海峡、バシー海峡、パナマ海峡

  • 通信技術の発達してきた昨今、まるで物理的な制約が無くなってきたかの様に勘違いするが、地政学という観点で世界を見ると、様々な根源が物理制約に依存すると感じた。

  • 内容についていけなかった
    自分の知識不足が問題だったかなー

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著者プロフィール

茂木 誠(もぎ・まこと)
ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系 YouTuber。 駿台予備学校、ネット配信のN予備校で世界史を担当する。著書に、『経済は世界史から 学べ!』(ダイヤモンド社)、『世界史で学べ! 地政学』(祥伝社)、『超日本史』 (KADOKAWA) 、『「戦争と平和」の世界史』(TAC)、『米中激突の地政学』(WAC 出版)、『テレ ビが伝えない国際ニュースの真相』(SB 新書)、『政治思想マトリックス』(PHP)、『「保守」 って何?』(祥伝社)、『グローバリストの近現代史』(ビジネス社・共著)、『バトルマンガ で歴史が超わかる本』(飛鳥新書)、『「リベラル」の正体』(WAC 出版・共著)など。 YouTube もぎせかチャンネルで発信中。

「2022年 『ジオ・ヒストリア 世界史上の偶然は、地球規模の必然だった!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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