- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396317546
感想・レビュー・書評
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これまでは、歴史を学ぶとき、現代と切り離されたストーリーを見ているような気持ちがどこかあった。本書を読んで、現在は過去から淀みなく続いてきた流れの延長線上にあること、また、現在も世界は強国同士の生存競争の真っ只中にあることを思い知らされた。これは、地政学という視点で見たからこそ得られた学びだと思う。人類(国家)の行動は地理的要因に強く影響されるから、同じような条件がそろえば、異なる地域・異なる年代でも似たような出来事が起こる。「歴史に学ぶ」の意味をやっと理解できた気がする。
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世界史では学べない近代から現在までの歴史と地理を含む隣国との関係が一気にわかる本。
日本ー朝鮮、中国
インドーパキスタンetc
トルコーロシアetc
イスラムやユダヤなど日本にはあまり馴染みのない国がなぜニュースになって、日本や欧米とは違う価値観なのかが説明されています。
地域別に古代からの歴史で別冊を作ってもらえると嬉しいです。
断定的に書かれている部分もあるので、そこは差し引いて考えないとと感じました。 -
世界史で学べ! 地政学の図解付きで各国の地政学を世界史を通じて学ぶことができる。
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読売新聞掲載2019512
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シーパワーとランドパワーに分けて世界を考えると今起こっている問題の本質がわかりやすくなった。