国士無双 長編歴史小説 (ノン・ポシェット)

  • 祥伝社 (1999年12月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784396327231

みんなの感想まとめ

歴史の激動の中で、軍事の天才韓信の栄光と悲劇を描いた物語が展開されます。彼は項羽と劉邦の両方に仕官し、数々の戦術を駆使して成功を収めますが、最終的にはその功績が裏目に出て、呂后によって命を絶たれる運命...

感想・レビュー・書評

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  • 全1巻

  • いわば項羽と劉邦の物語なんだけれど、ここでの主人公は軍事の天才で、常勝将軍と讃えられた韓信が務める。「背水の陣」や「四面楚歌」の語源由来を学ぶ。項羽に仕えるも重用されずにその配下から離れ、劉邦の下で頭角を現すが降格に次ぐ降格で反乱を起こし、ついには呂后の手にかかる。「韓信の股くぐり」なる不名誉な行為さえ、教訓めいた故事として伝える将軍。平民から斉王にまで上り詰めた男なれども、その虚しい最期は彼が謙虚さを欠き、自らの功を誇ったことに因ると著者は括る。そうだろうか。項羽にせよ劉邦にせよ、有能な部下ほど畏れて遠ざけ、挙げ句に処刑するんだもの。

  • 2007/8/23 Amazonにて購入。買い逃していた本。
    2008/8/14~9/2
    項羽と劉邦の両方に仕えた韓信の物語。「韓信の股くぐり」、「国士無双」、「背水の陣」、「四面楚歌」と現在でも関係する言葉が残っている軍事の天才である。最後は高祖となった劉邦の婦人呂氏によって誅殺される。
    このような話を読むと、歴史は繰り返されることがよくわかる。乱世の英雄は平時には活躍する場がないのだ、と。徳川家康はこのあたりの古事を知った上で、跡継ぎを秀忠に譲ったのであろう。
    伴野朗氏の作品はあと、三国志10冊を残すのみとなった。

  • 文句なしの名将、呉起と勝負すればどっちが勝つか?

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著者プロフィール

1936年生。小説家。『五十万年の死角』で江戸川乱歩賞。『傷ついた野獣』など。2004年没。

「2021年 『カチカチ山殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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