陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
3.87
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本棚登録 : 28752
レビュー : 2832
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396332686

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り愉快な強盗たちのお話笑
    かるーく読める
    主人公たち4人のキャラが濃くて印象にのこる
    成瀬は決断力に長けていて魅力的
    響野は喋りまくるちょっと変な人w
    久遠はただ単にスリのプロ
    雪子は冷静を装ってるけど頭にきた時の振り切り方がカッコいい
    関係なさそうなエピソードも伏線として散りばめていたのも面白かった

  • テンポが良いのと、雑学が豊富である事は、同著者の必殺の武器で、同作品ではそれらが遺憾無く発揮出来ていると思う。
    成瀬の頭の回転の良さは、カッコ良くもあり爽快感をもたらせてくれる。

  • 小気味好くぽんぽん弾む会話が面白い。ろくな大人が出てこないのに胸糞悪くもなく、少しずつパズルが完成していく感覚で読了。なんでもなさそうに書かれている台詞や小道具が伏線になっているので、一気に読み切ってしまうことをオススメする。ふふっと笑える脚色がされた辞書(らしきもの)が大変好ましい。

  • 伏線回収が鮮やかで良かった。
    キャラクターとしてはそれぞれ何かひとつ突出した能力を持っていて、4人合わせると最強になるという素晴らしいチーム。やる事は銀行強盗だが…
    響野のウンチクが面白かったな。
    章の最初にある、辞書めいた言葉の説明がユーモアたっぷりで印象的。

  • 強盗には会いたくないけど、この4人には会いたい

  • 読みやすい。今時の俳優でドラマ化して欲しい。

  • 伊坂幸太郎さんワールドの先駆けとなる作品?
    4人が4人とも個性的な、本来役に立つのか?というような特殊能力の集団なのですが、なるほど~と言う展開です。

    中でも響さん大好きです。
    無駄に口煩く、自己顕示欲の塊ですか、成さんが必要としてる訳ですね

    本来、強盗で役に立つのか?と言うような演説が得意というのは特殊能力ではなくただ単に特技ですが、あの知識の深さとプレゼン能力は僕も身に付けたいものです

    次回作にも期待

  • かなり久々に読む伊坂作品。
    何冊か読んで、余り得意ではないかもなぁと思っていた作家さん。

    この作品は映画化もされているんですねー!
    全く知らなかった。
    かなり痛快で、作者があとがきで書いていた様に、海外の騒がしい映画を見ている様でした。

    面白かったものの、まだ苦手意識は残っておりますが、続編があるという事なので、そちらも読んでみようかな。

  • しっかり全部回収してる。
    単純に面白かった。

  • 14/08/03

    成瀬さんが取引先の人だったらいいなあ。響野さんがお兄ちゃんだったらいいなあ。祥子さんが友だちだったらいいなあ。雪子さんが上司だったらいいなあ。久遠くんが幼なじみだったらいいなあ。と思う。

    P31-
    「死ぬまでに、あなたが役立つ言葉を口にするのを聞きたい」※祥子さん→響野

    P178-
    「僕が世の中で許せないものはね、料理に入ったパイナップルと、非協力的な大人と、それから、『さっきのワーストスリーと違うじゃないか』って指摘してくる人だよ」※久遠→響野(ちなみに前述のワーストスリーは、料理に入ったパイナップルと、リスクのない暴力と、それから、薫くんをいじめる奴ら)

  • オシャンティーな会話、回りくどい言い回し、時々出てくる蘊蓄話。久しぶりに伊坂ワールドに浸りました(笑)(褒めてます)
    ラストのどんでん返しは、敵の裏の裏をかきましたね。面白かったです。正直、盗聴あたりまでは「だと思った」だったんですが、警察官コスプレで「こう繋げてきたか!」と驚きました。
    どのキャラも個性的でいい味だしてる。

  • キャラがたっていて、読みやすくすらすらと読めました。

  • 物語そのものというよりは、キャラクター、解説にも特筆されていた『軽妙な会話』が魅力的で印象深い作品。響野から滔々と流れる言葉は聞いていても飽きが来ないし、妙に説得力がある。意外に子供っぽいところも好ましい。久遠の、人間よりも動物を愛護する精神もキャラクターの特徴に幅を持たせている。成瀬なんかはもう、嘘やこの世の中の仕組みを見破る完璧男なのだが、何処かにこんな人居そうだなと思わせてしまうのが凄い。響野と成瀬が組んだら最強コンビなのは間違いない。主要登場人物の中で一番、一般人らしい雪子もキレると躊躇がないから相当恐い。
    強盗の話は事前に事の発端を匂わす前フリをしているからか、全くの意外性には乏しかった。
    神崎がただ単なる頭の切れる乱暴で冷酷で強欲な悪党だったというのも少し残念だった。
    響野が書く自叙伝や語録なら、何冊だって読める気がする。

  • 超能力に近い特殊技能を持った4人は、実は銀行強盗常習犯。
    シリアスな場面も、4人のコミカルなキャラクターのおかげで、あまり真剣にならずに進む。
    ストーリーとしてはなんとなく勧善懲悪的であるが、そもそも主人公が銀行強盗であるからして、洒落が利いている。
    じっくり読む、と言うよりは、本のテンポに合わせてすいすい読み進められる本。

  • さまざま特殊能力をもった陽気なギャングが銀行強盗をして、同業者に奪われ、仕返しをする。日常と逆襲よりは面白いとおもうが、薄っぺらい世界で薄っぺらい登場人物が登場するだけなのは同じ。

  • ザ・伊坂幸太郎ワールド!

    私の周りでは特に男性ファンが多いみたいです。

    独特な台詞回しに思わずププッ。

  • 映画を先に見てつまらなかったという感想しか残らなかったので敬遠していましたが、原作はおもしろい!
    出来れば原作から読みたかった
    嘘を見抜く名人、成瀬
    天才スリ、久遠
    演説の達人、響野
    精確な体内時計を持つ女、雪子
    4人の銀行強盗
    あらゆるところにつながる伏線の数々
    ハイテンポなサスペンス
    ロマンはどこだ!

  • 伊坂幸太郎を好きになったシリーズ。
    成瀬(真実を見抜ける)と響野(おしゃべり大好き)のコンビ最高やなぁとか
    久遠(動物好き、人間嫌いのスリ)と雪子(体内時計バッチリの運転手)もええねんなぁとか
    祥子さん(響野の妻)やタダシ(成瀬の息子)、田中(グッズ販売員)も外されへんねん
    などと思ってる間に読み終えてしまう。
    登場人物が愛しき者たちというのはシリーズを読んでいて楽しい大きなポイント。

    そして続編も読みたくなるのだ。

  • 陽気なギャングなのかはたまた、闇をかかえて生きている者たちなのか。
    自分たちの犯した銀行強盗をほかのギャングにあっさりと4000万盗まれてしまうというもの。ユーモアあふれるキャラ設定に読者を引き込む。コメディ映画にはぴったりの作品。

  • 6月-3。3.5点。
    4人組の銀行強盗シリーズ。第一作。
    銀行強盗に入り順調にいったが、逃亡の際に事故に。
    その後死体も発見。

    軽い感じのシリーズ。そこそこのどんでん返し、伏線の回収はさすが。
    次作も期待。

  • 作品中の好きな言葉。

    ・【時間】人間が平等に与えられると思いこんでいるもののひとつ。人間が正確に把握できていると安心しているもののひとつ。人生の充実と比例して進みが速くなる。
    ・4人分欲しければ、4回やればいいだけだから。裏切ったらそれっきりだよ。それよりも、仲良く何十回と強盗を繰り返したほうが最終的には得だ。
    ・病気って言い方は、治さなくちゃいけないものだっていう気がするから、僕はあまり好きじゃないけどね。
    ・人間は後悔をする動物だが、改心はしない。繰り返すんだよ、馬鹿なことを。

    すごく読みやすい。悪人が、もう少しエゲツない方が僕好みかな?笑

  • こりゃ陽気やわ
    なにも推測が当たらない

  • ウソ発見器+演説名人+体内時計+天才スリ=?
    史上最強の強盗4人組大奮闘!

    伊阪幸太郎さん初めて読んだ〜
    登場人物みんなクセがあって
    なかなか良い仕事をしてて、
    ここに繋がるのね〜!ってゆう
    伏線☺️?続編もどんどん面白くなる予感✨

  • 伊坂さんらしいポップなお話でした。
    解説にもあるように、本当に「強盗」好きなんだなあ(笑)

  • かなり前に読んですごーく面白かったことだけ覚えていた本。ひさびさ読み返そうと思ったら誰かに貸したまま戻ってきてなくて再購入。難しいこと考えずに楽しめる本。

  • これまで呼んだ作品のような上質感はないが、エンターテイメントとしては軽く読めて楽しい。映画もちょっと見てみたい。

  • 四人組の銀行強盗が逃走中に売上を横取りされたことから始まる、息子を助けたり死体まで登場したりの物語が、読んでいる時はその場その場で入り込めなくもなかったものの、何となく茫洋としていていまいち受け取り切れなかった。人間嘘発見器の成瀬と秒単位の体内時計を持つ雪子の特殊能力がナチュラルでありつつ印象的。

  • 再読。すっかり内容を忘れていたので、新鮮な気持ちで楽しめた。徹底的にエンタメに振り切りながらも、登場人物たちのコミカルかつシニカルな会話や人生哲学は著者独自の世界観。筋書き自体は比較的シンプルなので、前述の世界観にやや頼りきりな印象を受けなくもないが、鮮やかな伏線回収はやはり秀逸。単なる会話劇の話の種で、それがまさか伏線だとは全く思いもしなかったネタがこんな局面で活きてくるのか…!という驚きと発見は感激どころか感嘆の域である。悪党でも義賊でもないこの四人にはやはり【ギャング】というポップな響きが相応しい。

  • さすが伊坂さん!という感じの作品だったけど、途切れ途切れに読んでしまい、伏線が全部回収されていない気がして、もやっとしてしまった。
    設定は奇抜だけど、強盗(軽微な)と殺し屋が出てくれば、ある程度形になってしまう伊坂作品はやっぱりすごいな。

  • 知らなかったが、"オーデュポンの祈り"につぐ作品。
    銀行強盗といった犯罪をテーマに描きつつも、どこか柔らかい雰囲気で包まれた文章は伊坂幸太郎らしいなと感じる一方、"ゴールデンスランバー"などに代表される作品と比較すると少し若々しい文章だと感じた。

著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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