十津川警部「子守唄殺人事件」 (祥伝社文庫 に 1-27)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396335229

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  • 女性の社会進出、夫婦として子供を作るか作らないかを主題として、子守唄に紐付けて書かれている。夫側、妻側、どちらの意見も分かるから何とも言えないけれど、結婚するしないは本人の自由だし、子供や仕事に関しては夫婦で話し合って決めるしかないような。
    色々考えさせる内容だったけど、最後は呆気無い終わり方でちょっとガッカリ。犯行の動機位は犯人に語らせて欲しかった。

  • 犯人は意外だったけど、後半から幻滅。。
     なんだか急転直下で、社会問題の話になり、読むのが嫌になってしまった。
     元々、自分は社会問題タイプの内容が苦手で、読むのが最後は斜め読みになったのも要員だが。。

  • 子守唄の話と、女性の自立の話と、婦夫が子供を作るかどうかについても社会的な題材を取り上げている。

    途中までは、いい感じで3つの話題が織りなしていた。

    最後が、あまりにもあっけなく、詰らない結末だった。
    意外性を追求しすぎたのかもしれない。

    せめて、犯人から子守唄に関する含蓄を話させて欲しかった。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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