- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396337322
作品紹介・あらすじ
雪深い谷庭にある山荘に招かれたのは、年齢も職業も違う六人の女たち。従業員も他の客もおらず困惑する六人の前に七番目の客を名乗る不審な女が出現。その直後から一人ずつ女性の姿が消え…。これは連続殺人なのか?一方、弁護士兼名探偵の森江春策は巻き込まれた助手・新島ともかの救助に向かう。壮大なトリックを仕掛けた現代版クローズド・サークルミステリー。
感想・レビュー・書評
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いわゆる「館もの=クローズドサークルもの」の雰囲気を味わいたくて手に取った。自分が館ものに期待するのは、トリックやストーリーよりも、登場人物たちのキャラクター設定と、彼ら同志の絡み、とりわけお互いがお互いを怪しんだりこの人は信用できそうとか人物評定していくプロセスであったり、その館(サークル)そのものの意匠やムード、ロケーションにあったりする。館に集められた招待客の顔ぶれや、館の見取り図が挿絵で入っていたりすることが重要。それがいいともうそれだけで嬉しくなってしまうので、そういった意味では少し期待するところとは違って残念だった。
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いわゆるクローズドサークル物。
新刊と思ったら、意外と前のだった。
まぁ初読だけど、この森江探偵作品はまだまだ未読なのがあったのを気付いた。 -
芦辺さん初のクローズド・サークル作品。
結構好きだったんだけど、意外とブクログでの評価低い…。
このお話の登場人物視点からしてのトリックも、このお話の読者としての視点からしても、どっちも「おぉ」て思ったの、私が単純だから? -
2015.7.12 購入、再読。
面白かった記憶があって購入。
雪深い谷庭にあるホテル招かれたのは、年齢も職業も違う6人の女たち。従業員も他の客もおらず困惑する6人の前に七番目の客を名乗る不審な女が出現。その直後から一人ずつ女性の姿が消え…。というワクワクする設定。
携帯電話が通じるところが現代のクローズドサークルものとして面白かった。
食事がちゃんと提供されるところもグッド。
謎解きも「そして誰もいなくなった」からはかなり進化していて、とても面白かった。
2012.7.2
初めて読んだ作家さん。
クローズドサークルものとはいえ、携帯電話で外界と連絡がとれたりするような設定が面白い。
軽めで読みやすかった。
(図書館) -
2015年4月8日読了。
2015年4月2冊目。 -
素晴らしい構想。やっぱりクローズド・サークルは素晴らしいなぁ。雪の山荘、嵐、ロープウェイなんて最高のガジェットだ‼︎
ジャンルとしては『十角館の殺人』寄りかな。森江春策シリーズは面白いなぁ。 -
2012/2/5 Amazonより届く。