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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396338213
感想・レビュー・書評
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この作家さんは本当に、「目に見えないもの」を書くのが好きなんだなぁ。
自分でも三崎亜記という作家が好きなのか分からないんだけど、作品は全て読破していたり。
何だか気になる存在というか。
そしていつも目に見えない何かに怯えたり切なくなったりしている。
いっつも読み終わったあとにモヤモヤすると分かってて読んでしまう。
でもこの本を読んで少しだけすっきりした気分になれた。
これまでの作品の中でこの本が一番好きかもしれない。
そして自分が三崎亜記という作家にハマっていたということも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
他のいろいろな作品と緩やかに世界が繋がっている本書は、三崎作品の中核ともスピンオフとも言える気がする。
穏やかで落ち着いた雰囲気でありながら、強さと優しさに満ちた内容は、その肩書を背負うに相応しい充実振りだと思います。
無理矢理カテゴリー分類するとSFになるのでしょうが、先入観なしで読んで欲しい作品です。