父と子と 新・戻り舟同心 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396343026

感想・レビュー・書評

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  • ますます良い!!
    伝次郎のべらんめいの言葉の裏の
    男っぽさ、御家人、旗本でさえ許すまじと奔走。

    そのせいで、逆恨みされ、殺し屋につけ狙われる。

    一方大阪から、真夏を捨てた盗賊の元親分が死病を抱えて上京。ただ、娘の今を一目見たかったから。

    3年前に娘の現在を調べさせるために江戸にやった部下から音信が切れる。
    同時期、元手下の一人が、盗賊一家の準備支度金を横領した事件がおこる。どうも裏切り者が殺したらしい。

    二つの事件が絡み合い大捕物になるのだが。

    伝次郎の男気がカッコ良いのだ。
    走れない元同心。それでも、かっこいい!!

    戻り舟組同心!痺れるかっこよさを堪能。

  • 2017年4月祥伝社文庫刊。シリーズ1作目。シリーズ再開で楽しみに読みました。少し出来すぎの感もありますが、テンポよく進む話が面白く楽しい。かつてのメンバーが健在で安心します。

  • 51

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著者プロフィール

1949年、小田原市生まれ。80年、群像新人文学賞を受賞。81年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。2000年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞。本書は、一介の部屋住みの身から将軍に上り詰めた吉宗の裏の顔を描いた歴史時代小説の復刊である。著書に「嶽神伝」(講談社文庫)、「戻り舟同心」、「北町奉行所捕物控」、「高積見廻り同心御用控」(すべて祥伝社文庫)シリーズなど。2020年11月、逝去。

「2023年 『運を引き寄せた男 小説・徳川吉宗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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