狐花火 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396344757

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の火消しオールスターズにはぼろ鳶組ファンなら興奮は抑えられないだろう。後半はこれまでのシリーズを総括するような展開で面白い。
    反面、事件が完全に決着していない(おそらく次回以降への伏線にしてきるのだろうが)ところが、すっきりしない読後感にたながってしまう。

  • 黄金雛読んだ後だと登場人物に戸惑わない。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    天才花火師と謳われるも、愛娘を花火の事故で喪い、妻も世を儚み命を絶つ―。明和の大火の下手人秀助は、事故の原因たる怠惰な火消に復讐を誓い、江戸を焼いた。二年前、新庄藩火消頭松永源吾と対決の末捕えられ、火刑となったはずだが、朱土竜、瓦斯と、秀助と思しき火付けが今再び起きる!秀助は生きているのか?江戸の火消が再び結集し、猛り狂う炎に挑む。

    令和4年5月16日~20日

  • 狐火

  • 2021.12.07

  • 令和3年11月30日読了
    明和の大火と似た放火が、再び江戸の街を襲う。
    獄門台に散ったはずの秀助は、生きているのか。
    それに加え、火消しを狙った暴行犯が暗躍。
    次々に起こる不審火に、江戸の火消しは一つになり立ち向かう。
    火消し各自の生い立ちと今の関わりが、とっても良いです。

  • 火つけの下手人が秀助ではないかという展開で、ネタも尽きて火喰鳶を再登場させてか?と思ったが、さにあらん。新たな展開となった。

  • 20211115読了

  • ここのところ3冊ばかりシリアスな内容の小説が続いたので、今回はザッツ・エンターテイメントとしてぼろ鳶組を選択

    ぼろ鳶組は前回以降18冊ぶりだけど、やはりこのシリーズは面白い

    ただし、今回は終わり方が中途半端

    これは直ちにぼろ鳶組8を読め、という示唆か

  • 09月-17。3.5点。
    襲大凰のため、再読。

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著者プロフィール

1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。’18年『童の神』が第160回直木賞候補に。’20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『じんかん』が第163回直木賞候補に。’21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。他の著書に、「イクサガミ」シリーズ、「くらまし屋稼業」シリーズ、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』『てらこや青義堂 師匠、走る』『幸村を討て』『蹴れ、彦五郎』『湖上の空』『茜唄』(上・下)などがある。

「2023年 『イクサガミ 地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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